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サクラサイト詐欺・スマホ副業詐欺に銀行振込した時の対処法
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銀行振込・収納代行とは?決済の仕組みを知って詐欺被害を回避!

被害急増中、銀行振込と収納代行の仕組みを解説

※こちらの記事は2023年10月20日時点の法令等にもとづいて書かれています。

丹誠司法書士法人が取り扱いする悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺等の悪質業者(以下、「悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺」といいます)が支払手段として求める方法として、下記3種類が主に存在いたします。

悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺の運営会社の多くが'銀行振込'を選択させます。
今回解説するのは、「なぜ銀行振込が多いのか」、また「収納代行会社(銀行口座を用いた決済代行業者)を悪用した事例」等に焦点を当てて解説いたします。

銀行振込を用いた詐欺被害の実例や被害内容、詐欺の手口、そして詐欺被害にあわないための注意点などについても書いていますので、最後までお目通しいただければと思います。

※口座売買に関する記事はこちらです。
『収納代行会社として副業を始めませんか?』『口座を売れば稼げるよ!』などと言われて実際に行動してしまった方は、こちらをお読みください。

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銀行振込について

まずは、銀行振込の仕組みについて詳しく解説いたします。

なお、悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺そのもの、クレジットカード決済・コンビニ決済などについては、他の記事で詳しく解説いたしております。

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コンビニ決済の電子マネーとは?悪用されやすいって本当?!

銀行振込(口座振込)とは、相手から指定された銀行口座に現金を振り込みして行う支払い方法です。

この際、ご自身の銀行口座を持っている必要はありません
もちろん、既に口座にある残高を使用して振り込みをすることも可能です。

銀行の窓口、ATM等を利用して行うことができます。
また、いまではネットバンキングも利用できますし、コンビニなどにもATMが設置されているので、24時間365日、いつでもどこでも振り込みをすることができます。

2000年代以降、経済活動や人々の生活全体においてデジタル化が進展し、これを受けて、決済サービスも高度化を迫られることとなったこと、そして2010年以降は政府が推し進めていることも含めて、近年ではキャッシュレス決済が広く使われていますが、それ以前からいまも長い間ずっと利用されてきた支払い方法は、銀行振込です。

光熱費の支払いやクレジットカードの利用料金の支払い等、生活する上で切り離すことのできない、欠かせない支払い方法です。

銀行振込で支払いをしたら詐欺だった!?

下記は、丹誠司法書士法人にご依頼いただいた被害内容のうち、2022年3月~2023年8月の決済種別ごとの被害件数の割合をグラフにしたものです。

 

 

クレジットカード決済と並んで、銀行振込での被害件数は全体の4割強にまで上っています。
キャッシュレス決済が当たり前に行われるようになっても、銀行振込の需要が高いということです。

 

次に、丹誠司法書士法人にご依頼いただいた被害内容のうち、決済種別ごとの被害額の割合を見ていきましょう。(期間は同じく2022年3月~2023年8月)

銀行振込での被害額は全体の約5割と、全体の半分を占めるほど多いことがわかります。

銀行振込での被害件数はクレジットカード決済のそれよりも少ないにもかかわらず、被害額が大きいのはなぜでしょうか。

それは、クレジットカード決済・コンビニ決済のようなキャッシュレス決済では少額決済が多いのですが、銀行振込だと数十万円単位での非常に高額な決済もできることが理由です。
そのためキャッシュレス決済より一回の被害額が高くなり、結果として全体の被害額が上がるのです。

悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺はなぜ銀行振込を選択するのか

なぜ悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺は、銀行振込での支払い手段を提示してくるのでしょうか。

これは、世間の銀行への信頼度が高いことが理由です。

多くの方が、振り込みをする際に疑いや不安感を持たず、「銀行を通しているから安心安全だろう」「万が一何かあっても銀行がどうにかしてくれるだろう」と思われています。
また、銀行振込は、昔からある一般的な支払い方法ですので、生活への浸透度やこのような銀行への信用度の高さを逆手に取って、悪用されやすいという側面を持ちます。

そして、一度の支払額が大きくなるため手っ取り早く稼げること、加えて、後述いたしますが、銀行振込では逃げることが比較的容易であることも理由として挙げられます。

悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺で使われる口座は、大きく分けて3種類あります。

  • 悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺の口座
  • 悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺が売買を通して手に入れた口座
  • 収納代行会社の口座

一つずつ順番に解説いたします。

悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺の口座

銀行の個人利用者と同じく、悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺自身の口座を利用するのが一般的です。
口座名義人は悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺の運営会社名そのままになるため、被害者に振り込みをさせる際の安心材料にもなります。

ただ、使われていた銀行口座に対して警察へ多くの被害届が出されると、銀行口座が凍結されることがあります。
ひとたび銀行口座が凍結されると、現金を引き出したり口座間移動をさせたりなど、そういったことは二度とできなくなります。
つまり、詐欺行為を働いて得たお金を、自分たちの手元に残すことができなくなってしまうのです。

このようなことがあった際、悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺は、次の二つの銀行口座を使うようになります。

悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺が売買を通して手に入れた口座

個人名義で表示されている振込先を指定されたことはありませんか?
これは、ほとんどが一般の方から購入したもしくは譲渡された銀行口座です。
個人名がわかるのでなんとなく信用してしまいそうになるかも知れませんが、悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺の代表者や社員のものではありません。

または、他人から名義だけを借りて開設していたり、他人の情報を勝手に悪用したりして開設された口座であることもあります。

本来、このような銀行口座の売買や譲渡・譲受は、法律で禁止されています。
法律の条文は下記のとおりです。

犯罪による収益の移転防止に関する法律の目的
この法律は、犯罪による収益が組織的な犯罪を助長するために使用されるとともに、これが移転して事業活動に用いられることにより健全な経済活動に重大な悪影響を与えるものであること、及び犯罪による収益の移転が没収、追徴その他の手続によりこれを剝奪し、又は犯罪による被害の回復に充てることを困難にするものであることから、犯罪による収益の移転を防止すること(以下「犯罪による収益の移転防止」という。)が極めて重要であることに鑑み、特定事業者による顧客等の本人特定事項(第四条第一項第一号に規定する本人特定事項をいう。第三条第一項において同じ。)等の確認、取引記録等の保存、疑わしい取引の届出等の措置を講ずることにより、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律(平成十一年法律第百三十六号。以下「組織的犯罪処罰法」という。)及び国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律(平成三年法律第九十四号。以下「麻薬特例法」という。)による措置と相まって、犯罪による収益の移転防止を図り、併せてテロリズムに対する資金供与の防止に関する国際条約等の的確な実施を確保し、もって国民生活の安全と平穏を確保するとともに、経済活動の健全な発展に寄与することを目的とする。

出典:「犯罪による収益の移転防止に関する法律
(2023年10月20日閲覧)

簡単にいうと、『口座の売買や譲渡・譲受は、その口座を使ってお金を管理することができるため犯罪組織が運営していくことを手伝ってしまう、つまり犯罪を行うことを助長させてしまう』ため、禁止されているのです。

悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺は、何かあったらすぐに雲隠れできるように、自分たちの会社情報を極力出さないようにしています
だれかから買ったり勝手に作ったりした個人の口座であれば、自分たちの足跡は残りません。
収納代行会社を使うには手数料が発生しますが、個人口座であればそれも不要です。

このような理由から、悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺は個人名義の口座を利用しているのです。

詳しくはこちらの記事で解説いたしております。

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【犯罪の可能性アリ】口座売買をした方・する方は今すぐストップ!

収納代行会社の口座

悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺を利用する上で銀行振込をするときに一番多く使われているのが、収納代行会社の口座を使ったものです。
丹誠司法書士法人にご相談ご依頼いただく詐欺被害事件では、収納代行会社の口座を使っている悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺が9割近いです。

まずは社会一般的に使われている収納代行会社について簡単に解説いたします。

一般に、収納代行会社は、事業者に代わって顧客からお金を回収し、管理します。
このとき、番号等が支払いそのものや顧客個人それぞれに割り振られますので、それをもって管理します。
身近なものでいうと、光熱費の支払い等に利用されているのがこちらの方法です。
発行される払込票などに、この番号等が記載されています。

また、別の記事で詳しく解説いたしましたが、コンビニ決済も同様で、決済代行会社を通して、それぞれのIDやプリペイド番号などで管理されています。

悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺で悪用されている収納代行会社は、この場合とは少し異なります。

払込票が発行されないため、管理に必要であるはずの番号が存在しないことになります。
ここから言えるのは、悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺で利用されている収納代行会社は、お金の管理は行っておらず、ただ回収することだけを行っているということです。
つまり、振り込まれたお金は、収納代行会社から悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺に納められます。
そのため、悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺で悪用されている収納代行会社は、窓口としてだけ存在していると言うことができます。

収納代行会社と悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺が共謀している!?

さきほど解説したとおり、収納代行会社は、一般的には生活で身近な存在で、事業者やわたしたちにとって必要なものです。
しかしながら、広く一般に浸透している収納代行業のこの仕組みが、悪用されています。

また、悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺の運営に加担している収納代行会社というのも存在するのです。

収納代行業では銀行口座を扱いますから、法的に認可が必要かと思われがちですが、実は収納代行業を始めるときの特別な法的認可は一切不要なのです。
そのため、悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺やその共謀仲間が収納代行会社を運営しているとしても、おかしな話ではありません。

さて、こちらは、悪質出会い系詐欺サイトであるサクラサイトに、振込先口座の提供を行っていた会社及びその代表取締役の損害賠償責任を認めた判決です。(東京地方裁判所平成29年5月10日判決)(2023年10月20日閲覧)

主文
1  被告株式会社クラスティ及び被告株式会社クラスティ代表(以下、「被告A」という)は,原告に対し,連帯して,1703万9000円及びこれに対する被告株式会社クラスティについては平成27年12月20日から支払済みまで,被告Aについては同月16日から支払済みまで,それぞれ年5分の割合による金員を支払え。
2  被告株式会社フロンティア及び被告株式会社フロンティア代表(以下、「被告B」という)は,原告に対し,連帯して,255万2000円及びこれに対する被告株式会社フロンティアについては平成27年12月26日から支払済みまで,被告Bについては同月16日から支払済みまで,それぞれ年5分の割合による金員を支払え。
3  原告のその余の請求を棄却する。
4  訴訟費用は,原告並びに被告株式会社クラスティ及び被告Aについて生じたものについては,これを5分し,その1を原告の,その余を被告株式会社クラスティ及び被告Aの各負担とし,原告並びに被告株式会社フロンティア及び被告Bについて生じたものについては,これを5分し,その4を原告の,その余を被告株式会社フロンティア及び被告Bの各負担とする。
5  この判決第1,2項は,仮に執行することができる。

これまで似たような裁判では、このように収納代行業者の責任を肯定する判決は出ていませんでした。
そんな中、この上記判決は、収納代行業者(としての関与のみを装う業者を含む)(ここでは株式会社クラスティ、被告Aならびに株式会社フロンティア、被告B)について、詳細な事実認定をした上で、その責任を肯定したのです。

この判決は現実の被害回復に資(し)するものとして、また'収納代行会社''決済代行会社'がおこなうべき業務のあり方に警鐘を鳴らすものとして、今後の詐欺被害に関連した事件への参照価値が非常に高いものであると考えられます。

どの事件に関しても言えることなのですが、この判決が出されたからといって、すべての悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺と共謀している収納代行会社がなくなったわけではありません

また、丹誠司法書士法人に寄せられるご相談やご依頼でも、頻繁に出てくる収納代行会社はありますが、それらが実際に悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺と共謀しているかどうかは、わかりません。
詐欺被害を専門に扱っている私たちでも見分けられないのです。

つまり、口座情報などを見ただけでは、悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺と共謀している収納代行会社かどうかは見極められないということです。

ただ、収納代行会社を通して悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺にお金を支払ってしまうことに気を付けることはできます。
こちらの注意点についてはのちほど解説いたします。

収納代行会社を通して振り込んでいると返金請求が難しい

振り込む際の注意点を解説する前に、収納代行会社を通して振り込んでしまうと返金を受けることが難しい場合が多いというところを、まずはお話差し上げます。

なぜ返金を受けるのが難しいのかというと、大きい理由は下記の2つが挙げられます。

  1. 支払いをした口座番号から悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺を特定すること自体が困難であること
  2. その調査にかかる時間が非常に長くなってしまうことが多いこと

口座番号が判れば銀行に訊いたら教えてくれるんじゃないの?
そう思う方が多いかと思われますが、銀行へ訊ねたとしても、教えてはくれません。

その支払いが詐欺によるものであったとしても、銀行は何の対処も補償もしてくれませんし、そのようなことをする義務もありません。
銀行は支払い手段を提供しているだけなのです。

例えば刑事犯罪の詐欺罪として既に立件されている、あるいは事件として調査している警察・検察などから情報開示の要請があれば、銀行もその所有者の情報を教えてくれますが、民事的な解決である返金手続きを行う場合、銀行側には情報開示の義務は無いからです。

さて、収納代行会社の特定には、まずは会社自体の正しい名称ならびに銀行口座の情報が必要です。
この二つをすり合わせて、その収納代行会社を割り出します。

丹誠司法書士法人にご依頼いただいた際の流れとしては、ご依頼いただいたあと、提出していただいたもしくは私たちが調査の末に取得した証拠の中から、ご依頼者様が振り込んだ銀行口座を判明させて、そこから独自に、新たに調査を開始いたします。

この特定が非常に難しい作業です。
時間もすごくかかります。

また、銀行口座を所有しているのが誰なのかを調査で判明させることができても、実際に書面を交付したり交渉をしたりすることのできる連絡先が紐づけされているかというと、そうではない場合が多いです。
例えば1つの目ぼしい連絡先に書面を交付したとして、そこが実際に振り込んだ収納代行会社ではない場合も多くあります。
書面は宛所不明などで戻ってくることもあります。
すると、また調査は振り出しに戻り、今度はまた別の連絡先に書面を交付します。
これを繰り返し行い、結果的に収納代行会社にたどり着くこともあれば、闇の中に消えて行ってしまうということもあるのです。

収納代行会社を挟んだ銀行振込で支払いを行うのは、決済代行会社を挟んでコンビニ決済・クレジットカード決済で支払いを行うことと、似て非なるものです。
仕組みそれ自体は同じですが、間に挟んでいる会社の役割が異なるからです。

例えば決済代行会社を挟んでクレジットカード決済を行っているとすると、必ず足がつきます。
この足跡をたどると、当然クレジットカード会社が出てきます。
クレジットカード決済の場合、返金を受けるための交渉は、運営会社・収納代行会社(決済代行会社)に対しておこなうことができますが、さらにクレジットカード会社に対してもおこなうことができるのです。

収納代行会社を挟んで銀行振込をおこなっているとすると、クレジットカード会社と似たような立ち位置にいる銀行に対して返金交渉ができるように思われがちですが、先ほど解説したとおり、銀行にはなんの義務も無いので、銀行相手に交渉を行うことはできないのです。

詐欺被害全般に言えることなのですが、調査や証拠収集に時間がかかると、それだけ返金されないリスクが高まります。
悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺が逃げる時間を与えてしまうことに繋がるからです。

つまり、悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺にはそもそも振り込まないというのが肝要だと言えます。

銀行振込をする際に確認すべきこと

先ほど解説したとおり、悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺相手に銀行振込をしてしまうと、返金を受けることが難しいというお話をした上で、ではそのような被害にあわないようにするというのが、一番の解決策だということをわかっていただけたかと思います。

もともと、銀行振込は銀行という信頼度の高い機関を通して行っている支払い方法ですので、安心だと思われる方が多いです。
詐欺にあわないためには、この理解を改めていただく必要があります。

それは、銀行振込とは単に一種の支払い方法に過ぎないということです。

では実際にサイトを利用しているときには、何に気を付ければよいのでしょうか。

実情は悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺だったとしても、それが本当に悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺なのかと疑うのは、支払ってしまったあとだという方がほとんどです。
つまり'実際に振込む時'までに気付ければ、被害を未然に防ぐことができますよね。

そのため、実際に振り込みを行うときに気付ける順に、解説いたします。

①振込先の名義が、利用しているサイトの運営会社かどうか

悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺の利用中に「ここに振り込んでください」と言われたら、まずはその口座名義がだれなのかを確認しましょう。

指定された銀行口座の名義人と、利用しているサイトの運営会社の名前は一致していますか?

利用しているサイトの運営会社の名前でない場合は、非常に注意が必要です。
一旦、ここで振り込みをすることを中断して、次のことを確認してください。

②会社情報を見る

会社情報が載っているページに下記の情報が'すべて'記載されているか、確認してください。

・事業者(会社)名
・事業者(会社)の住所
・事業者(会社)の電話番号

出会い系サイトに限って言えば、'登録番号'が載っているかも確認してください。
出会い系サイトを運営する際には認可が必要だからです。

一般的な出会い系サイトでは、悪質出会い系詐欺サイトと一般的な出会い系サイトとの区別をさせるため、『インターネット異性紹介事業届出済み 登録番号:〇〇(会社住所管轄内地域名)**-******』と記載されています。

この登録番号が載っていないと、悪質出会い系詐欺サイトの可能性が高くなりますから、注意が必要です。

③上記の対応をしても判然としないとき

悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺である可能性が非常に高いです。
ご利用しているサイトなどの評判を、web検索してみることをおすすめいたします。

 

振り込んでしまってからでは遅いです。
振り込まずに少しの時間をかけて、安全なサイトであるかどうか、納得してから支払うようにしましょう。

疑った後に潔白であることが判れば、その先も安心して利用できますし、ご自身の財産であるお金を無駄に使ってしまったということもなくなります。

実際に振り込んでしまったときにできること

これまで、「銀行振込をしてしまうと返金を受けるのは難しい」「悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺を特定するのは難しい」と繰り返し解説いたしておりますが、だからといって、返金を受けることを諦めるべきだと言っているわけではないことを、強くお伝えしたいです。

確かに、収納代行会社や運営会社を割り出して交渉に持ち込むというのは、非常に難しいです。

しかしながら、丹誠司法書士法人は、これまで数多くの詐欺被害者の方からのご依頼をいただいてきて、何度も収納代行会社や悪質出会い系詐欺サイト・スマホ副業詐欺と闘ってまいりました。
その結果、返金を受けるということを何度も叶えております

丹誠司法書士法人は詐欺被害に特化した事務所だから、できることです。

返金を受けるために必要な証拠はなにかを、私たちは詳しく知っています。
どのように収納代行会社を調べ上げ、いかに交渉に持ち込ませることができるか、司法書士はその技術を持っています。
1円でも多くの返金を受けるための交渉術を持った司法書士がいます。

いまこの記事を読んでくださっているあなたは、かつて銀行振込でお金を支払ったことはありませんか?
その振り込みはすべて優良な相手におこなったものでしょうか?

このようなことを、確認したくなった方が多いのではないでしょうか。
一度ご相談いただきたいと思います。

丹誠司法書士法人では、『詐欺被害にあったかも知れない』と少しでもお悩みの方からのご相談を、いつでも無料でお受けしております。

ご相談の結果、詐欺被害にあっていたとわかれば、直ちに返金対応を取ってまいります。
反対に、詐欺ではないと判明することもあります。

『詐欺ではないと信じてはいるけど真実を知りたい』というお気持ちからのご相談でも、全く問題ございません。

丹誠司法書士法人は、不安な気持ちを持って過ごしている方を減らしたい、負担を少しでも軽くしたい、という気持ちから、日々業務に邁進いたしております。
まずは不安な気持ちを解消するために、ご相談していただければと思います。
そしてご依頼いただいた際は、1円でも多くお金を取り返せるよう、事務所員が一丸となって業務に努めます。

一緒に不安や問題を解決し、平穏で不安のない日常を取り戻していきましょう。

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