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【返金実例】本当にあった詐欺被害【決済代行会社と交渉編】│丹誠司法書士法人
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【返金実例】本当にあった詐欺被害【決済代行会社と交渉編】

※こちらの記事は2024年6月17日時点の所内情報等にもとづいて書かれています。

丹誠司法書士法人では、詐欺被害に関するさまざまなご相談・ご依頼をいただいております。
その中から、実際にご依頼いただいた事件の被害回復事例について、ご紹介いたします。

\これって詐欺かも…?と感じたら/

依頼者情報

<依頼者:Dさん>
被害内容:支援金・当選金詐欺
性別:男性
年代:70代
決済時期:2023年5月~2023年8月頃
被害認識時期:2023年7月頃
弊所依頼時期:2023年7月頃
被害額:88万円(コンビニ決済88万円)
返金額:55万円(現金55万円)

相談内容

ある日Dさんのもとに1通のショートメッセージが届きました。
内容は「あなたに●●億円を渡したいです」といったものでした。
差出人は不明でしたが、気になったDさんは、ショートメッセージ内に記載のあったURLへアクセスしました。
そのURLは悪質詐欺サイトEに繋がっており、詳しい内容や大金の受け取り方を知るには有料の会員登録が必要でした。
「●●億円が受け取れるのだから登録料など安いものだ」と考えたDさんは、そのまま悪質詐欺サイトEへ有料登録いたしました。

  • 受け取るメッセージを見る
  • メッセージ内の文字化けを解除するため
  • サイトEのシステム管理費用

悪質詐欺サイトE内では上記のことポイント代がかかったため、そのためのポイント購入をコンビニ決済で支払いました。

しかしながら、いくらポイント代を支払ってメッセージのやり取りを繰り返しても、大金を受け取るに至りませんでした。
しびれを切らしたDさんは「詐欺なのではないか」と考え、弊所にご相談されました。

交渉結果

  • 決済代行会社を経由して、55万円を現金で返金

上記のとおりに、約6割の返金が叶いました。

事件に対しての所感

Dさんは、悪質詐欺サイトEを「詐欺サイトだ」と思ってご相談されたわけではありませんでした
「もしも詐欺サイトであった場合は訴えてやる」などと考えておいででした。

弊所では、これまでの数多くのご相談・ご依頼いただいた実績から、悪質詐欺サイトEはおおよそ詐欺サイトで間違いないと考えています。
理由は、大金を受けったことがある方は一人もいないこと、そしてご依頼者様がそれぞれ返金を受けていることです。
これらの実績や事実をお伝えし、ご依頼いただくに至りました。

しかしながら、ご依頼後もDさんは詐欺サイトではないと信じており、悪質詐欺サイトEのご利用をやめることができませんでした
弊所では、通常、ご依頼後にも当該サイトをご利用された場合はご依頼を継続していただくことはできません。
こちらはみなさまに契約時にお約束いただいております。
これは、返金交渉の際に継続利用が理由で返金を受けられなくなることがあるためです。
そのため、本来であれば返金請求手続きを進めることはできないのですが、Dさんにはこちらのお話をした上で、再度「二度と利用しない」とお約束いただいたため、そちらを信用し、手続きを進めることとなりました。

調査の結果、悪質詐欺サイトEを運営している詐欺業者Fは海外に拠点があることが判りました。
海外に拠点がある場合は日本の法律では交渉を進めることができません。
そのため、詐欺業者Fに決済手段を貸し出している決済代行会社Gに対し、交渉を持ちかけることといたしました
そして度重なる交渉の結果、88万円利用のうちの6割以上である55万円の返金を受けることができました。

返金を受けることは非常に難しいことです。
一度相手にお金が渡ってしまえば、相手から能動的に返してもらわないことには進みません。
いかにして相手から返答をもらうか、返答をもらえない場合はどのように動けばよいのか、このあたりのことをよく知っている必要があります。
この部分は法的知識だけでなく、豊富な経験も重要になってきます。
そのため、詐欺被害にあわれた際には、詐欺被害を専門に扱っている認定司法書士や弁護士がいる事務所に依頼することが肝要です。

『詐欺被害にあったかも?』などと思ったり、少しでも不安を感じたりしたら、すぐに専門家に相談することが肝要です。
ご相談自体は無料ですので、すぐに相談し、その後の対応方法を仰ぐことをおすすめいたします。
丹誠司法書士法人では、無料相談をお受けいただいたからといって、必ずご依頼いただかないといけないといったことはございません。
もしご相談だけだったとしても、ご相談者様にとって一番有益であり、返金可能性が高くなる方法をお伝えいたします。

詐欺被害を解決するには、時間との勝負である側面も大きいです。
おひとりでご不安な時間を過ごすのではなく、私たちに寄り添うことをさせていただければうれしいです。

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