パチンコが原因で抱えた借金の返済が苦しく、どのように解決すればよいか悩んでいませんか?
パチンコで膨らんだ借金を放置すると、利息や遅延損害金が増えるだけでなく、ブラックリストへの登録や一括請求につながる恐れがあります。
借金が膨らみ、返済が思うように進まなくなった場合でも、債務整理を進めれば、パチンコが原因の借金の減額・免除を目指せます。
本記事では、パチンコで借金が膨らんでしまう理由や解決するまでの流れを解説します。
パチンコで膨らんだ借金にお悩みの方は、ぜひご一読ください。
- パチンコで借金を増やしてしまう理由
- パチンコで抱えた借金を放置するリスク
- パチンコで借金を抱えた場合の対処法
- パチンコの借金を解決する債務整理の種類
\借り入れに頼ってしまう前に⋯/
パチンコで借金を増やしてしまう理由4つ

パチンコが原因で借金を抱え、返済に悩んでいる人は多くいます。
まずは、パチンコで借金を増やしてしまう人に共通する理由を4つ紹介します。
どれも特別な人の話ではなく、パチンコに通う人なら誰にでも起こりえます。
負けた分を取り返そうとお金をつぎ込んでしまう
パチンコにのめり込む人は、負けた分を取り返そうとして、手持ちのお金をつぎ込んでしまう傾向があります。
手持ちのお金が尽きると、借り入れによってパチンコをするための資金を確保してしまいがちです。
パチンコの勝ち負けは運に左右されるため、打ち続けたところで負けを取り戻せるとは限りません。
負けが続けば借金が膨らむ恐れがあります。
大当たりした経験が忘れられずに次は勝てると思い込む
過去にパチンコで大当たりを経験したときの興奮や喜びは、強く記憶に残ります。
大当たりの経験が強く印象に残ることで「次に勝てば、負けた分を取り返せる」と考えてしまいがちです。
やがて、パチンコを打つためにお金を借りることへの抵抗もなくなり、借金が膨らんでいきます。
お金を使っていることに気づきにくい
パチンコにはまってしまうと1日に数万円を使う場合もあるため、通い続けるうちに金銭感覚が麻痺し、支出額を意識しにくくなることがあります。
金銭感覚が麻痺すると、お金を借りるときも、数万円程度であればためらいなく借り入れるようになってしまいます。
そのため、次々と借り入れを重ねてしまい、返済できない額まで借金が膨らむ恐れがあります。
ストレス発散に利用してしまう
仕事や人間関係のストレスを、パチンコで発散している人も多いです。
ほかのストレス発散方法を見つけられないままだと、ストレスを感じるたびにパチンコにお金を使い、借金を重ねてしまいます。
パチンコに使う金額と通う回数が増えるほど、借金は増える一方です。
\今月の返済は大丈夫?/
パチンコで抱えた借金を放置するリスク4つ

パチンコが原因で借金が増えても、「勝てばいつでも返せる」と考えて、返済を後回しにする人は多いです。
しかし、パチンコで抱えた借金を放置すると、取り返しのつかないリスクが生じます。
ここでは、代表的な4つのリスクを解説します。
返済できなくなるほど借金が膨らむ
パチンコの借金の返済を放置すると、利息や遅延損害金(延滞金)が増えていきます。
消費者金融や銀行のカードローンの場合、利息の上限は借入額に応じて年15〜20%、遅延損害金の上限は年20%です。
特に消費者金融では、利息も遅延損害金も上限に近い水準に設定されるのが一般的です。
返済の遅れが続けば、借り入れ先から残りの借金を一度に払うよう求められる恐れもあります。
一括請求を受けると、借金全体に遅延損害金がかかります。
放置する期間が長いほど、借金の総額は膨らむ一方です。
ブラックリストに載る
パチンコで作った借金の滞納が続くと、信用情報機関に異動情報(長期の延滞や自己破産などを示す記録)が掲載されます。
いわゆる「ブラックリスト」に載った状態です。
信用情報機関とは、ローンやクレジットカードの利用状況を記録する機関です。
信用情報機関の1つであるCICでは、借金の返済日から61日以上または3か月以上の延滞があると異動情報が記録されます。
異動情報が登録されると、クレジットカードの新規作成やローンの審査に通りにくくなります。
CICの場合、一度登録された異動情報は、借金を完済してから5年程度経過しなければ消えません。
闇金業者に手を出してしまう
貸金業者は、年収の3分の1を超える貸し付けを法律で禁じられています。
そのため、追加の借り入れが難しくなり、審査なしを謳う闇金業者に頼るケースも少なくありません。
闇金業者は、国や都道府県の登録を受けずに、法律(出資法)の上限金利(年20%)を超える利息でお金を貸し付けています。
闇金業者からお金を借りると、法外な利息の支払いを求められます。
家族との関係が壊れる
パチンコの借金を放置すると、家族との関係にも悪影響が生じるリスクがあります。
借金返済が遅れると、貸金業者からの督促状が自宅に届くため、借金の事実が家族に知られる可能性があります。
また、パチンコに行く費用を工面するために、家族の貯金や生活費に手をつけてしまうケースも想定されます。
\早めの相談で生活再建へ/
パチンコで借金を抱えた場合の対処法5つ

借金を返済するために、負けた分をパチンコで取り返そうとしたり、新たに借金をしたりすることは控えてください。
ここで紹介する5つの対処法を参考に、借金返済の負担を減らしましょう。
家計を見直す
まずは1か月の収入と支出を書き出し、返済に回せるお金を確認してみましょう。
パチンコに使っていたお金と固定費を減らせば、追加で借り入れをせずに返済を続けられることがあります。
たとえば、週2回、1万円ずつパチンコに使っていれば、パチンコ通いをやめるだけで月に約8万円を返済に充てられます。
家族に相談し、返済の立て直しに協力してもらう
ひとりで返済を続けるのが不安なら、家族に借金の額と原因を打ち明け、返済の立て直しに協力してもらいましょう。
具体的には、給料振込口座の通帳やキャッシュカードを家族に預ける方法があります。
家族と話し合って週ごとに決めた生活費だけを受け取るようにすれば、パチンコに使うお金が手元に残りません。
なお、家族に借金を肩代わりしてもらう方法はおすすめできません。
肩代わりしてもらった本人が返済の苦しさを実感しにくいため、パチンコで借金を繰り返す恐れがあります。
貸付自粛制度を利用する
パチンコで借金を抱えた人は、貸付自粛制度の利用を検討してみてください。
貸付自粛制度とは、本人が「日本貸金業協会」や「全国銀行協会」に申告し、貸金業者や銀行からの借り入れを制限してもらう制度です。
登録期間は5年以内で、登録に費用はかかりません。
登録から3か月間は本人でも申告を撤回できないため、衝動的な借り入れを防ぐ手段として活用できます。
ただし、実際に貸付を行うかどうかは各金融機関の判断です。
貸付自粛制度だけでは借り入れを完全には防げない可能性がある点は理解しておきましょう。
専門的な相談窓口に相談する
パチンコをやめたくてもやめられない状態が続く場合は、専門的な相談窓口を活用する方法もあります。
パチンコへの依存傾向が強い場合は、次のような相談窓口の利用も検討しましょう。
| 相談先 | どんなところか |
| 一般財団法人ギャンブル依存症予防回復支援センター | 24時間365日、相談料無料でカウンセラーが電話相談に応じる窓口。 相談内容に合わせて、必要な情報や助言を受けられる。 |
| 精神保健福祉センター | 都道府県や政令指定都市が設ける、心の健康の相談窓口。 |
| 依存症専門医療機関 | 都道府県が選定した、依存症の治療を行う医療機関。 |
| 自助グループ | 依存症の悩みを抱える本人や家族が集まり、体験や情報を共有し合う場。 |
状況に合わせて、自分に合う窓口を選んでみてください。
債務整理を検討する
家計の見直しや家族の協力があっても返済のめどが立たない場合、債務整理を検討しましょう。
債務整理とは、借金の減額・免除を目指す法的手続きの総称です。
司法書士や弁護士に依頼すると、借り入れ先に受任通知(依頼を受けたことを知らせる通知)が送られ、借り入れ先からの取り立ての電話や郵便が止まります。
そのため、督促に追われる状態から解放されて、平穏な生活を取り戻せます。
この債務整理の手続きは4種類あります。
次の見出しで、1つずつ解説します。
\自分に合った解決方法を知る/
パチンコの借金を解決する債務整理の種類4つ

債務整理には、任意整理・特定調停・個人再生・自己破産の4種類があります。
毎月の返済額を下げる手続きもあれば、返済義務そのものをなくす手続きもあります。
それぞれ詳しく解説します。
任意整理
任意整理とは、裁判所を介さずに、司法書士や弁護士が借り入れ先と返済条件を交渉する手続きです。
交渉の中心は、将来利息(和解した日より後に発生する利息)のカットと分割払いの回数変更です。
将来利息をなくしたうえで3〜5年の分割払いにできれば、毎月の返済額が下がります。
裁判所を介さないため、官報(国が発行する機関紙)に氏名が載りません。
そのため、家族に知られにくい点も、任意整理のメリットです。
特定調停
特定調停とは、簡易裁判所の調停委員を介して、借り入れ先と返済条件を交渉する手続きです。
特定調停は、借り入れをした本人でも申し立てられます。
司法書士や弁護士に依頼せずに進めれば、手続きにかかる費用を抑えられる点がメリットです。
ただし、申立書の作成や必要書類の準備まで、本人が対応しなければなりません。
調停期日は平日に設定されることが多く、仕事を休む必要があります。
仕事を休みにくい人には、すべての手続きを司法書士や弁護士に任せられる任意整理が向いています。
個人再生
個人再生とは、地方裁判所に申し立て、借金を大幅に減額したうえで3〜5年の分割払いにできる手続きです。
利用できるのは、継続的な収入の見込みがあり、借金の総額が5,000万円以下の人です。
任意整理や特定調停は利息のカットが中心ですが、個人再生では元金を最大90%まで減額できます。
住宅ローンが残る自宅を手放さずに済む点も、個人再生のメリットです。
ただし、官報(国が発行する機関紙)に氏名と住所が掲載されます。
また、任意整理と比べて費用の負担が重く、解決までの期間も長引く傾向にある点がデメリットです。
自己破産
自己破産とは、地方裁判所に返済できない状態を認めてもらい、免責(借金の支払い義務をなくすこと)を受ける手続きです。
4種類のなかで最も減額の効果が大きく、免責が認められれば借金はゼロになります。
ただし、持ち家や車などの財産が処分される恐れがあります。
手続き中は、警備員や保険の募集人などの仕事に就けない点もデメリットです。
なお、パチンコで多額の借金をすると、免責不許可事由(免責が認められない理由)にあたるため、原則として免責が認められません。
ただし、破産に至った経緯やその他の事情を考慮して、裁判所の裁量で免責が認められる場合もあります(裁量免責)。
\債務整理を検討する/
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パチンコの借金は、負けを取り返そうとするうちに膨らんでいきます。
借金を放置すれば、利息がかさんで返済の負担は増える一方です。
家計の見直しや借金の返済だけでは解決が難しい場合は、債務整理を検討しましょう。
債務整理を進めれば、毎月の返済額を無理のない水準まで下げられる可能性があります。
丹誠司法書士法人では、債務整理の解決実績が豊富な認定司法書士が、借り入れ先の数や借金の額を伺ったうえで、状況に合った手続きをご提案します。
相談は無料です。
債務整理を検討するべきか迷っている方も、お気軽にお問い合わせください。
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