インスタを使っていて、見知らぬ企業や相手からライン登録へ誘われた人は多いのではないでしょうか?
インスタからラインへの誘導は、すべてが怪しいわけではありません。
しかし、ラインに移った途端、業者から高額な契約や送金を求められる被害も発生します。
業者がラインへ誘う理由を知っておけば、被害にあう前に危険に気づけるでしょう。
本記事では、業者がインスタからラインに誘導する理由から、被害にあった際の相談先まで、順を追って解説します。
ライン登録に応じるかどうかの判断にお役立てください。
- インスタからラインに誘導する理由
- ライン誘導を利用した詐欺の種類
- ライン交換を求めるインスタアカウントの特徴
- 被害にあった際の相談先
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インスタからラインに誘導する理由6つ

インスタからラインへ誘導する行為自体は、違法ではありません。
個人間のやり取りだけでなく、企業や店舗が予約受付や問い合わせ窓口として活用する場合もあります。
しかし、なかには高額な講座や投資への勧誘を目的にラインへ誘導する悪徳業者も存在します。
まずは、相手がインスタからラインへ誘導する6つの理由をみていきましょう。
ラインのほうがメッセージを確実に届けられるため
事業者は、メッセージを確実に届けるために利用者をラインへ誘導します。
インスタの投稿は、フォロワーの画面に必ず表示されるとは限りません。
企業の投稿が他の投稿に埋もれ、利用者に読まれないまま流れる場合があります。
一方、ラインで送ったメッセージは、登録者のトーク画面に直接届きます。
ラインに登録した利用者へ新商品やキャンペーンの案内をいつでも送ることで、企業は登録者へ継続的に情報を届けやすくなります。
予約や個別相談を受け付けるため
事業者は、利用者の利便性を上げるため、ライン公式アカウントを予約や問い合わせの窓口として使う場合もあります。
インスタのDMでは、利用者が希望の予約日時を文章で送らなければなりません。
一方、ラインでは、ボタン操作だけで空き状況の確認や予約手続きが可能になります。
クーポンや限定情報を届け、購入につなげるため
クーポンやキャンペーンの案内を登録者へまとめて配信するのも、事業者がラインを使う理由です。
インスタの投稿は誰でも見られるため、事業者は登録者だけに特典を配れません。
一方、ラインなら友だち登録者だけに割引クーポンを配布できます。
クーポンは登録者の来店や購入につながるため、事業者にとって大切な導線になっています。
個人的に親しくするため
より親しい関係を築きたい個人が、相手にライン交換を持ちかける場合もあります。
インスタのDMでも会話はできますが、ラインは無料通話やスタンプ、写真の共有がスムーズにでき、日常的なやり取りに向いているためです。
悪徳業者も、親しい関係を装って利用者の警戒心を緩める目的でラインを使います。
たとえば、数回DMを交わしたあと「ラインで話しませんか」と相手を誘います。
通報や利用停止を避けるため
ここまでの4つの理由は正当な事業者にも当てはまりますが、ここから紹介する2つの理由は主に悪徳業者にみられます。
利用者にラインへの登録を求める背景には、悪徳業者がインスタからの通報や利用停止を避ける狙いもあります。
インスタには、規約に反する投稿やアカウントを利用者が報告できる仕組みがあります。
報告を受けたインスタが違反と判断すれば、悪徳業者のアカウントは停止されます。
一方、1対1のライントークに移れば、悪徳業者は他の利用者の目に触れずに勧誘を続けられます。
高額な契約や送金を迫るため
他者の目が届かないライントークで高額な講座やツールの購入を利用者に迫るのも、悪徳業者によくみられる手口です。
インスタのコメント欄と違い、ライントークには第三者がいません。
第三者が利用者に詐欺の疑いを伝えることがないため、悪徳業者は利用者へ強引に契約を迫れます。
\ラインへの誘導に不安になったら⋯/
インスタからのライン誘導を利用した詐欺3つ

悪徳業者からラインへ誘導された後に、詐欺の被害にあう恐れがあるため注意してください。
ここでは、被害にあいやすい3つの詐欺を紹介します。
ロマンス詐欺
ロマンス詐欺とは、恋愛感情や親近感を利用して、相手から金銭を騙し取る手口です。
悪徳業者は、ターゲットのインスタに好意的なコメントやDMを送り、信頼関係を築きます。
その後、「ラインで話しませんか」と持ちかけ、利用者をラインへ誘導する流れが多いです。
ラインで親しくなったタイミングで、業者は会いに行くための旅費や生活費といった名目で相手に送金を求めます。
投資詐欺
SNS型投資詐欺とは、SNSで知り合った相手に投資を勧め、送金させたお金を騙し取る手口です。
悪徳業者は、インスタの広告や著名人を装ったDMで利用者に接触します。
その後、「値上がりする銘柄を教える」と持ちかけ、業者が利用者を投資関連のライングループへ招待するのが常套手段です。
ライングループでは、投資で利益が出たように見える画面や、高額の出金が完了した画面が共有されることがあります。
投稿を見た利用者は、投資で利益が得られると信じてしまいます。
利用者が信じ込んだところで、悪徳業者は「他の人と同じやり方で始めれば利益が出ます」と伝え、指定口座への入金を促します。
副業詐欺
副業詐欺とは、稼げる仕事を紹介すると持ちかけ、利用者から登録料や教材費を騙し取る手口です。
悪徳業者は、インスタのストーリーズや広告で高収入の実績を紹介します。
そして、「詳しい条件はラインで説明する」と案内し、利用者を自分のラインへ登録させる流れです。
登録後、業者は個別の通話へ誘導し、仕事を紹介する名目で登録料やサポート費用を請求します。
利用者が手持ちの資金はないと伝えても、業者は「すぐに元が取れる」と、消費者金融からの借り入れを勧める場合もあります。
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ライン交換を求めるインスタアカウントの特徴8つ

ライン経由での詐欺を防ぐには、インスタのアカウントが信頼できるか判断する必要があります。
ここでは、注意すべきインスタアカウントの特徴を8つ挙げます。
アイコンが美男美女
悪徳業者は、整った顔立ちの男女の写真をインスタのアイコンに使う傾向があります。
理想的な人物を装って相手に好意を抱かせ、警戒心を緩めるためです。
モデルやインフルエンサー、無関係な一般人の写真を無断で使用する業者もいます。
この場合、アイコンの顔写真を画像検索にかけると、別の名前で使われている投稿が見つかるかもしれません。
ラインを登録する前に、Googleの画像検索で同じ写真が他人の名前で使われていないか確かめてみましょう。
現金や高級品の写真が多い
ターゲットの興味を惹きつけるために、札束やブランド品の写真を並べるのもよくある手口です。
写真はインターネット上の無料素材を使っただけの場合もあり、業者が実際に稼いでいるとは限りません。
写真だけで相手を信頼すると、被害にあう恐れがあります。
開設して間もない
悪徳業者がライン勧誘に使うインスタのアカウントは、開設から日が浅いのが特徴です。
業者は複数の利用者へDMを送るため、通報によりアカウント停止・削除されるケースがあります。
そのため、新規作成したアカウントで勧誘を繰り返す傾向があり、開設して間もないアカウントばかりです。
プロフィールのメニュー欄(⋯)から「このアカウントについて」を開くと、該当のアカウントの開設時期がわかります。
ライン交換を求められたら、アカウントの開設時期も確かめましょう。
運営者の名前や所在地が書かれていない
運営者の会社名や所在地、電話番号を確認できない業者も危険です。
特定商取引法では、通信販売の事業者に氏名・住所・電話番号の表示を義務づけています。
正しく運用されている店舗のライン公式アカウントであれば、会社名や所在地が確認できます。
商品やサービスを売りながら連絡先を表示しない業者は、特定商取引法に違反している疑いがあります。
ライン登録の前に、運営者の会社名と連絡先を確かめてください。
誰でも稼げると謳っている
「AIを使えばすぐに月収30万円」など、誰でも稼げると謳うのも悪徳業者の常套手段です。
実際に稼げるかどうかは、利用者の作業量や技能によって変わります。
悪徳業者は必要な作業時間や費用を伝えず、成功事例だけを強調します。
必要な作業時間や費用、リスクを確かめないまま契約すると、成果が出ないまま高額な費用を支払うことになるかもしれません。
不自然な日本語を使う
DMの日本語が不自然な相手にも気をつけてください。
自動翻訳やテンプレート文章を使用し、悪徳業者が同じような文章を多数の利用者へ送信している可能性があります。
たとえば「はじめまして。私はあなたの投稿をとても好きです。友達になってくれますか」といった文面です。
助詞の使い方や語順が整っておらず、直訳のように読めます。
文面に違和感のある相手とラインでつながると、投資や副業への勧誘が始まる可能性が高いです。
料金や契約内容をライン登録後まで明かさない
悪徳業者は、講座の料金や契約内容をインスタで明かしません。
金額を伏せたまま関係を築き、断りにくい状況を作って高額の契約を持ちかけるためです。
たとえば、無料の資料を配ると案内してラインに登録させ、個別の通話へ誘います。
通話の終わりに、業者は「月2万円の分割で払えます」と告げ、数十万円の講座を提示してきます。
契約を急がせる
相手に考える時間を与えずに、契約を急がせる手口もよく見られます。
そのために、「今日申し込めば10万円引き」と伝え、早く申し込むほど得だと思わせます。
急かされた利用者は、契約の中身を確かめないまま高額な費用を支払う恐れがあります。
\その相手、本当に信用できる?/
インスタからラインに誘導されて被害にあった際の相談先3つ

万が一詐欺にあってしまったら、早めに相談窓口を頼ってください。
ここでは、すでに悪徳業者にお金を支払ってしまった場合の主な相談窓口を3つ解説します。
警察
詐欺の疑いがある場合は、警察相談専用電話「#9110」に相談できます。
#9110にかけると、相談者は状況に応じたアドバイスや、適切な窓口の案内を受けられます。
ただし、警察は民事不介入の原則により、業者との返金交渉には直接関与できません。
消費生活センター
騙されたかどうかわからない段階でも、消費生活センターへ相談できます。
消費生活センターとは、商品やサービスの契約トラブルを無料で受け付ける公的窓口です。
消費者ホットライン「188(いやや)」に電話すると、最寄りの窓口につながり、今後の対応をアドバイスしてくれます。
ただし、消費生活センターは中立の立場にあり、業者に返金を命じる権限を持ちません。
認定司法書士・弁護士
悪徳業者に支払ったお金を取り戻したい場合は、認定司法書士や弁護士に相談しましょう。
認定司法書士とは、法務大臣の認定を受け、訴額140万円以下の民事事件を代理できる司法書士です。
認定司法書士や弁護士は、被害者の代理人として、法律を根拠に悪徳業者へ返金を求めます。
振込先の口座やカード会社の記録をたどり、匿名のアカウントを使う業者の身元を調べられる場合もあります。
証拠の整理や業者への通知書の作成も任せられるため、依頼者が業者と直接やり取りする必要がなくなる点もメリットです。
個人で請求する場合と比べて、認定司法書士や弁護士が代理人として連絡すると、法的根拠に基づいた交渉を進めやすくなります。
被害回復の見込み判断も可能ですので、ぜひお早めにご相談ください
\認定司法書士に相談する/
インスタからラインに誘導され被害にあったら丹誠司法書士法人へ

企業は集客のために、インスタからラインへ利用者を誘導します。
一方で、詐欺へ引き込む目的でライン登録を求める悪徳業者も存在します。
ライン交換を求められたら、インスタのアカウントのアイコンや開設時期、運営者情報などを確認してください。
なお、悪徳業者にお金を支払ってしまったとしても、返金を目指せる可能性があります。
返金請求を検討している場合は、認定司法書士や弁護士への相談がおすすめです。
丹誠司法書士法人では、SNSをきっかけとした消費者被害の相談を幅広く受け付けています。
詐欺被害の返金実績が豊富な司法書士が、相談内容を丁寧に伺い、返金に向けて尽力いたします。
相談料は無料です。
騙されているかどうかわからない方や、自分の状況で返金できるか知りたい方も、お気軽にお問い合わせください。
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