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LINEを利用したFX詐欺が急増!勧誘された投資家が騙される巧妙な手口を紹介│丹誠司法書士法人
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LINEを利用したFX詐欺が急増!勧誘された投資家が騙される巧妙な手口を紹介

LINEを利用したFX詐欺が急増!勧誘された投資家が騙される巧妙な手口を紹介

「少額の投資で大金が稼げる」とFXを勧められたことはありませんか?

近年、LINEを悪用したFX詐欺が増えています。
悪徳業者から「確実に儲かる」と勧誘されてFXを始めてみたものの、利益が得られず負債が抱えてしまうケースが多発しています。

本記事では、FX詐欺を行う業者の巧妙な手口を5つ紹介します。
もし被害にあってしまったとき、被害を拡大させないための相談先もお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。

  • FX詐欺を行う業者の5つの巧妙な手口
  • 怪しい業者の3つの見分け方と対策
  • 被害を拡大させないために知っておくべき3つの相談先
  • 実際にあったFX詐欺の被害事例

業者の巧妙な手口を5つ紹介

業者の巧妙な手口について解説する見出しの画像

FX取引自体に違法性はありませんが、なかにはFX取引を装ってお金を騙し取ろうとする悪徳業者も存在します。

新NISAやビットコインなどによって投資への関心の興味が高まり、投資詐欺の被害にあってしまう方が増えています。
FX詐欺にあわないために業者の手口を把握しましょう。

高額な自動ツールを販売してくる

悪徳業者は、自動ツールを利用してFXの運用を行うことを勧めてきます。

「何もしてなくてもお金を稼いでくれる」「絶対に負けない」などと、思わず興味を引いてしまうような言葉でツールの購入を促します。

しかし、購入した商品から「必ず稼げる」ことはなく、結果的にお金を失ってしまう人も少なくありません。

全く知らない人から高額な商材を購入することはトラブルの元になります。
期待していた以上の利益が得られないため、高額なツールの購入は控えるようにしてください。

著名人を名乗って勧誘する

著名人の名前やアイコンからの投資勧誘には注意が必要です。

有名な投資家や経済アナリストの写真を無断に使用したり、悪徳業者が助手を名乗るなどして、FXに勧誘してくることもあります。

悪徳な業者が運営しているLINEグループへの誘導をきっかけとした被害が多発しています。

インターネットで勧誘の声がけを受けた著名人の名前を検索すると、同じような内容で被害にあってしまった人の投稿を見つけることもあります。

著名人だからといって絶対安心とは限りません。
著名人を名乗るアカウントからの勧誘は、本人や事務所の公式ホームページを確認し、投資を始める前に周囲に相談しましょう。

高額なセミナーやLINEグループへ招待する

高額なセミナーやLINEグループに招待してくるケースも多くあります。

セミナーやLINEグループに参加させ、指導料や参加費用、投資費用などを名目に支払いを請求してきます。

LINEグループに所属しているメンバーはサクラの可能性が高く、ターゲットをセミナーに参加させるための勧誘を目的としています。

何十万円ものセミナーに参加したとしても、有益な情報が得られるとは限りません。
相場とかけ離れているセミナーやグループには参加しないようにしてください。

偽の取引所へ誘導する

偽の取引所へ誘導し、実際には存在しない取引所で運用させているように見せかけて、お金を騙し取ろうとしてきます。

ターゲットにFXを始めるために必要なアプリのインストールと口座開設をするように話を持ちかけます。
その後、実際は運用をしていないのに利益が出ているような運用実績をみせるのです。

いざ出金しようとすると、お金が引き出せず詐欺だと発覚します。
FXを始める前は「いつでも利益を引き出すことができる」と伝えていたにも関わらず、実際は出金することはできません。

金融庁に登録をしていない業者には注意してください。
金融商品を取り扱う企業は金融庁に届出を出す義務があるため、FXを始める前に調べるようにしましょう。

ポンジスキーム

ポンジ・スキームとは、チャールズ・ポンジという人が考えたお金を騙し取る手法です。

悪徳業者がターゲットからお金の出資を呼びかけ、集まった一部の金額を配当金として別のターゲットに支払います。

一度配当金を貰えたため、次の支払いの際にはより多額のお金を業者に預けますが、その後業者とは連絡が取れなくなり、お金をだまし取られてしまうのです。

投資詐欺ではポンジ・スキームを用いられることが多いです。
配当金や利益が出ているからといって、短期間で高額な出資をするのは控えましょう。

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最新の手口を知ることで、自分も身近な人も被害から守りましょう

怪しい業者の見分け方を3つ紹介

怪しい業者の見分け方について解説する見出しの画像

悪徳な業者の特徴を把握すれば、被害を未然に防げます。

ここでは、怪しい業者の見分け方を3つ紹介するので、トラブルから身を守る参考にしてください。

結果について断定的な説明をしている

FXの結果について断定的な説明をしている業者に注意してください。

投資において、「今後相場が上がる・下がる」といった未来の利益を正確に予想することは不可能です。

金融商取引法では、金融商品を取り扱う業者が、不確実な事項について断定的な説明をすることは禁止されています。

「絶対に儲かる」「100%の勝率保証」などの説明自体が、そもそも違法とされているのです。

悪徳業者の目的は誇大広告で興味を持たせ、より多くの集客を行うことです。
魅力的な言葉を使う業者ほど、注意が必要です。

文章がおかしい・文字化けしている

広告やメッセージの文章がおかしい、または文字化けしている場合は、不正な勧誘を行う業者の可能性があります。

日本国内でも、海外の犯罪グループによる投資詐欺の被害が急増しています。
特徴のひとつとして、広告やメッセージの内容が不自然であることや、文字化けがあげられます。

投資詐欺に限らず、警視庁でも不自然な日本語を使用する業者に対しての注意喚起を行っています

送られてくるメッセージに違和感を感じることがあれば、悪徳業者からの連絡の可能性が高いです。
一度連絡を控えて、身近な人に相談をするようにしましょう。

会社情報が記載されていない

会社情報の詳細が不明な業者には、注意が必要です。

業者の名前が金融庁の免許・許可・登録等を受けている業者一覧に掲載されていない場合、無許可で運営を行っている業者の可能性が高いです。

インターネットで実在する業者なのか、正式な取引手順のうえでの手続きが行われているか確認をしてください。

企業の代表者名や住所、メールアドレスが記載されていない会社とは、取引をしないようにしましょう。
トラブルが起きたときに連絡が取れなくなってしまいます。

基本的な情報や正規の取引手順で手続きをしていない会社は危険です。
投資する前に業者情報を確認し、金融庁のライセンスが登録されていない業者だった場合は取引を控えましょう。

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ひとつでも該当する相手と取引がある場合は、当事務所へご相談ください

LINEでFX詐欺に勧誘されないための3つの対策

LINEでFX詐欺に勧誘されないための3つの対策について解説する見出しの画像

LINEアプリはほとんどの人が利用しているため、FX詐欺の被害にあう可能性が身近にあります。
悪徳な業者からFX詐欺に勧誘されないための3つの対策をお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

以下の記事では、投資詐欺の返金方法について解説していますので併せてご覧ください。

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対策1.怪しいと思ったらブロックする

知らない人から突然LINEの友達追加をされた場合は、やりとりはせずブロックするようにしましょう。

LINEアプリの様々な機能から検索に引っかかり、悪徳業者から連絡が入る場合があります。

少しでも興味がある素振りを見せると、魅力的な言葉でFXや投資などの悪質な商材を勧めてくる危険性があります。

断ったとしても、繰り返し連絡をしてくることが想定されます。
やりとりはせずに、ブロックで対処することをおすすめします。

対策2.友達の追加機能をオフにする

LINEの「友達自動追加機能」をオフにしましょう。

LINEの便利な機能のひとつで、電話番号やIDを利用して友達追加を行い、メッセージを送ることができます。
悪徳業者がランダムに大量の電話番号やIDを作成・検索することによって、偶然ヒットしてしまう場合もあります。

LINEアプリのホーム画面から「設定」を押し、「プライバシー管理」を選択したあと「メッセージ受信拒否」をONにすると、既に友達登録されているアカウント以外からの連絡を拒否することができます。

事前に友達の追加機能をオフに設定して、悪徳な業者からのメッセージを受信できないように備えましょう。

対策3.不用意にURLリンクをタップしない

不用意に送られてきたURLリンクをタップすると、業者が運用しているサイトへ誘導されてしまう危険性があります。

URLを開くと望んでいない情報商材が表示され、「購入済みだから」と主張して高額な費用を請求される可能性もあります。

なかには、クリックした途端「契約が完了しました。お支払いができない場合は自宅まで回収にいきます。」と脅迫めいたメッセージが表示されることもあります。

FXの投資詐欺以外にも、ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺など、URLをきっかけとした多くの被害にあう危険性があります。
知らない人から送信されたURLリンクはタップせず、被害にあわないように注意しましょう。

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既に支払いがある場合は履歴を消さず、一度相談することをおすすめします

【事例】実際にあったFX詐欺の手口を紹介

【事例】実際にあったFX詐欺の手口を紹介について解説する見出しの画像

2023年9月に60歳の男性が、国民生活センターへ相談したFX詐欺の事例を紹介します。

男性は「退職金を運用すれば老後の心配はなくなるかもしれない」と考え、SNSの広告で見た投資セミナーのLINEグループに登録をしました。

「資産運用に成功した」という事例を聞き、FX取引を始めることにしました。
FX取引に利用するアプリは無料で提供されていたため、高額な初期費用はかかりませんでした。
アプリを見ると利益が表示されているため、全く業者を疑いません。

その後、男性はFXアプリ内の口座から500万円の出金を求めたところ「出金するのに160万円の税金がかかるので、振り込んで欲しい」と業者から返信がきたため、指示に従いました。
しかし、業者から「間違った口座に入金されたから、再度別の口座に160万円を支払うように」と言われたため、もう一度指示通りに振り込むことにしました

いつまで経っても口座残高が出金されないため、「騙されたのかもしれない」と気づき、国民生活センターへ相談しました。

最終的には、約800万円を毎回異なる個人名義の口座に振り込んでいたのです

LINEでFX詐欺にあったときの3つの相談先

LINEでFX詐欺にあったときの3つの相談先について解説する見出しの画像

もしLINEでFX詐欺にあった場合、迅速な対応をとることで被害の拡大を防げるでしょう。

ここでは、被害にあったときの連絡先を3つ紹介します。

SNS上の投資詐欺が疑われる広告等に関する情報受付窓口

金融庁が設置しているSNS上の投資詐欺が疑われる広告等に関する情報受付窓口に情報提供をしてください。

金融庁に情報を送ることで、誇大広告を削除し次の被害者が出るのを防いでくれます。
また、今後被害を拡大させないための業者への抑止力にも繋がります

ただし情報提供のみを受け付けている窓口のため、内容の照会や相談には応じてもらえません。

消費生活センター

FX被害にあったときは、消費生活センターへ問い合わせるのも効果的でしょう

消費生活センターは、国民が安定かつより良く暮らせるような情報の提供や調査・研究を行う独立行政法人です。
FX詐欺の被害者から数多くの相談が寄せられているので、過去事例を元にした具体的なアドバイスが貰えます。

ただし消費生活センターが対応できるのはアドバイスや情報提供のみのため、返金交渉はしてもらえません。

司法書士・弁護士

返金を求める場合は、司法書士・弁護士への相談をおすすめします。

FX詐欺では何千万円もの大金を騙し取られてしまうケースも少なくありません。
少しでも返金を求める被害者も多いでしょう。

返金の請求に成功した事例があり実績が豊富な司法書士・弁護士に依頼することで、被害金を取り戻せる可能性が上がります。

時間が経つほど返金の成功率が下がる可能性があるため、早めに連絡することをおすすめします。

FX詐欺に巻き込まれたら丹誠司法書士法人へ相談

FX自体は金融商品取引法で認められた投資で、違法ではありません。

しかし、LINEを利用して高額なセミナーの勧誘や自動売買ツールの販売を行う悪徳業者が多くいるため、安易に参加するのは危険です

もしFX詐欺の被害にあってしまった場合、悪徳な業者から返金を求めるのであれば、すぐにFX詐欺に強い司法書士や弁護士に相談しましょう。

当事務所では、詐欺被害が発覚してからスピーディーに対応することで、早期の解決を目指しています。
隅々まで個人の状況に配慮した対応を行っておりますので、安心してご相談ください。