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【被害者必見】出会系詐欺の返金方法と相談先を解説!│丹誠司法書士法人
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【被害者必見】出会系詐欺の返金方法と相談先を解説!

出会い系サイト詐欺の返金方法
いまやマッチングアプリや出会系サイトは、ポピュラーな「出会いの場」といえるでしょう。インターネットを通じて出会い、結婚するカップルも多くいらっしゃいます。
出会系サイトやマッチングアプリの利用が一般的になった時代だからこそ、サービスを悪用した犯罪が増加。あらゆる手口でお金を騙し取ろうとする詐欺は、毎年数多く発生しており、被害額も相当なものになっています。出会系詐欺で支払ってしまったお金が返ってくることはあるのでしょうか。
今回は、出会系サイトを使った詐欺について、被害額の「返金」に焦点をあてて解説します。
✓そもそも出会系詐欺とは?
✓出会系サイト・アプリを使った詐欺の手口
✓出会系詐欺の返金方法は4つ
✓被害額が返金されるまでの流れ
✓返金の相談先
✓出会系詐欺に登場するサクラを見分けるポイント
✓返金を望むときのNG行動

\まさか出会い系詐欺?と思ったら/

そもそも出会系詐欺とは?

そもそも出会系詐欺とは?

当たり前ですが、出会系サイトを使っていても使っていなくても、詐欺は「犯罪」です。出会系サイトを悪用した場合の犯罪には、どのような特徴があるのでしょうか。加害者が負う民事責任と実際の逮捕事例についても解説します。

出会系詐欺の特徴

出会系詐欺の特徴は、1人の被害者から騙し取る金額は、決して多くないことです。少額ずつ複数人から騙し取る点が特徴です。1件の詐欺が少額であるため、詐欺の手法もそれほど複雑なものではありません。金額が大きくないことから、被害者が大事にせず「これくらいならよいか」とスルーしてしまい、次の被害者が生まれるといった側面があります。
当初から詐欺目的で作られているサイトも、あるかもしれません。「サクラサイト」や「悪質サイト」と呼ばれており、運営者がグループとなって詐欺をはたらいています。登録したばかりなのに、異性からのメッセージが大量に届いた場合は、詐欺業者が運営する出会系サイトかもしれません。

出会系詐欺の民事責任

出会系サイトを使って詐欺的行為をはたらく'加害者'には、民事と刑事、両方の責任が課せられます。出会系詐欺の民事責任については、民法709条に記載されています。

民法709条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う

刑事責任については、刑法246条の詐欺罪に該当します。複数名の組織で詐欺を行っていた場合は、組織的犯罪処罰法にも当てはまるため、重罪化する可能性が高まります。

出会系詐欺の相談事例

出会系サイトを使った、詐欺的行為の被害事例は数多くあります。相談事例の一例として、以下をご覧ください。

ある日、突然メールが来た。
出会いを求めてサイトに登録したものの、結局最後まで誰とも会えなかった。

(課金してしまった経緯の話)

女性のメッセージへ返信する際には、リミットが設けられていた。
ただし「リミット解除」すると、永続的に返信できるといった案内を受け、言われるままに課金してしまった。

「鑑定士」を名乗る人から連絡を受け、指定された女性とリミットを解除した状態でやり取りを始めた。リミットを解除し密に連絡を取り合うことで、女性と直接会えるうえに、交際関係に発展すると、鑑定士にいわれた。

しかし鑑定士より指定された女性が、かなりの人数がいた。リミット解除は1人ずつ料金がかかる(1人につき2万円)。結果、高額な課金となってしまった。リミット解除を含めて、最終的には100名近くの女性とやり取りしたが、誰とも会えていない。

特におかしいと思ったポイントは、話がかみ合わない点と約束するたびにドタキャンされたこと。

被害者傾向としては、40代以上の男性が多いようです。
出会系サイトを運営する事業者が、逮捕された事例も多数あります。事業者が逮捕される場合、責任者だけでなくサクラ行為をしていた本人や関係者も逮捕されるかもしれません。たとえアルバイトであっても同様です。
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安易にサイトへ登録すると、思わぬトラブルに巻き込まれる危険があります!

出会系サイト・アプリを使った詐欺の手口

出会系サイト・アプリを使った詐欺の手口

出会系詐欺の手口はさまざまです。単純にサイト内で多くのお金を使わせることもあれば、別の悪質サイトへ誘導して登録料を請求するケースもあります。頻発している手口は、以下の通りです。

  • デート商法
  • 投資詐欺
  • 結婚詐欺
デート商法の場合は、出会系サイトやマッチングアプリで知り合った女性と会えます。しかしデート当日、不動産事業者や宝石店へ誘導され、高額商品の購入を促されるかもしれません。相手は不動産事業者・宝石店とつながっており、売り上げの金額に応じて、謝礼が支払われています。
投資詐欺は、偽の投資サイトへ登録させてお金を騙し取る手口です。直接お金を振り込ませる方法もあれば、自分が代わりに運用してあげると言って、お金を支払わせる方法もあります。巧妙な点は、投資した最初のころは、しっかりと利益をあげているように見せることです。投資画面は偽のサイトであり、運用していません。
出会系・マッチングアプリを入口とした結婚詐欺」もあります。交際をスタートしてからしばらく経つと、女性に「なんらかの事情」が生じて大金が必要になるという流れは、古くからある手口です。しかし結婚詐欺を証明するのが困難であるため、専門家でも返金が難しいかもしれません。

出会系詐欺の返金方法は4つ!

出会系詐欺の返金方法は4つ!

出会系詐欺の被害にあった場合、考えられる返金方法は4つあります。専門家へ依頼すると、4つのうちいずれかの方法が採用されるでしょう。

1.運営会社に返金を求める

'返金'と聞いて、まず思いつくのが、出会系サイトの運営会社に返金請求する方法です。相手が明らかなサクラであると認められれば、返金してもらえる可能性が高まります。悪質サイトの運営会社であっても「内容証明」を送付されれば、なんらかの対応を迫られます。

2.電子マネー発行会社・決済代行会社に請求する

サイトの運営会社ではなく、電子マネー発行会社や決済代行会社に問い合わせる方法もあります。電子マネー決済を導入している加盟事業者(出会系サイト)から詐欺被害にあったと訴える方法です。

同様に「決済代行会社」から被害金を回収する方法もあります。決済代行会社とは、利用者とサイトの間に入って、決済処理を代行する会社のことです。被害者が支払ったお金は「利用者→決済代行会社→サイトの運営」という順に流れていきます。

悪質サイトは通常の企業とは違い、会社の信用が低い傾向にあります。どのような電子マネー発行会社・決済代行会社でも、スムーズに契約できる会社ではありません。現在契約している電子マネー発行会社と決済代行会社は、できる限り取引を継続したいと考えるでしょう。その点を利用することで、返金してもらえる可能性が高まります。

3.チャージバック

チャージバックとは、クレジットカード決済によってお金を支払った場合に選択できる手段です。カード会社に問い合わせることで、クレジットカードの利用を停止し、被害金をチャージバックしてくれるかもしれません。

ただし、利用していた出会系サイトの行為が「詐欺的行為」と断定できなければ、チャージバックによる返金は、難しいでしょう。

4.口座の凍結申請

銀行振込で指定された口座を、凍結させることも手段の一つです。金融機関に対して口座の凍結申請を行うことで、詐欺的行為をはたらく業者が使っている口座は凍結されます。

凍結した時点で、口座に預金残高があれば、一部が返金されるかもしれません。残高のあることが条件であり、返金される金額はほかの被害者の人数・被害金などによっても異なります。

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丹誠司法書士法人では、返金相談を受け付けております!

被害額が返金されるまでの流れ

被害額が返金されるまでの流れ

実際に、弁護士・司法書士事務所に依頼した場合、返金までの大まかな流れは以下の通りです。

  1. 問い合わせ
  2. 相談
  3. 委任契約を結ぶ
  4. 返金請求・交渉
  5. 返金解決

少しでも「詐欺かも」と疑ったら、早めに問い合わせましょう。詐欺をはたらく業者は、ある程度の期間が経ったらサイトを変えたり、社名を変えたりして捕まるリスクを回避しています。時間が経つほど、証拠がなくなってしまう可能性が高いため、迅速に行動するのが返金成功の鍵です。

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返金の相談先

返金の相談先

出会系詐欺で騙し取られたお金を返金してほしいときは、どこに相談すればよいのでしょうか。「詐欺被害」と聞いて、まず思い浮かぶのは警察かもしれません。犯人逮捕ではなく「返金」を目的とするならば、他の相談先のほうが適しています。

司法書士・弁護士事務所

被害にあったお金を返してほしいときは、弁護士か司法書士事務所に相談しましょう。被害額が140万円以下であれば「司法書士」へ、140万円を超える場合は「弁護士」へ依頼しましょう。どちらに依頼する場合でも、実績を踏まえて選ぶのがおすすめです。

消費生活センター

相談のみの場合は、市町村が運営している消費生活センター」も候補にあがります。サイトの運営会社に対して、被害者の意思を伝えるなどのサポートをしてくれます。ただし消費生活センターは、業者と交渉する機関ではありません。詐欺的行為をはじめとしたトラブルを専門的に扱っているわけではないため、窓口の担当者によって、対応してくれる範囲に差が生じます

警察

詐欺の相談先としては、警察も有効です。被害届を出したい、詐欺師として逮捕してほしいという場合は、警察へ相談するのがよいかもしれません。しかし警察は「民事不介入」という原則があるため、明らかな詐欺的行為でない事案には対応できません。
警察が捜査を始めた場合でも、目的はあくまでも「犯人逮捕」です。被害者への返金を目的に動くわけではありません。
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司法書士と警察など、複数の相談先を利用するにもおすすめです

 

出会系詐欺に登場するサクラを見分けるポイントは?

出会系詐欺に登場するサクラを見分けるポイントは?
出会系詐欺では頻繁に「サクラ」が使われます。メッセージのやり取りをしている相手が「一般の人」なのか「サクラ」なのか見分けるのは難しいかもしれません。ここで紹介するポイントに、当てはまっている場合は「サクラ」の可能性が高いでしょう。すでに疑わしいと感じている人も、そうでない人も一度チェックしておきましょう。

すぐに外部サイトへ誘導する

出会ったサイトが、大手のマッチングアプリだからといって安心はできません。相手がサクラの場合、あの手この手で外部のサイトに誘導してきます。言うまでもありませんが、外部のサイトは「悪質サイト」です。

登録料やメッセージのやりとりをするためのポイント購入費など、あらゆる名目でお金を請求されてしまいます。

無理に会話を長引かせる

メッセージのやり取りをしている相手が、無理に会話を長引かせようとしていたら要注意です。特にメッセージ1通に対して、ポイントを消費するシステムの場合は、たくさん課金させようと考えている業者の可能性が高いでしょう。

アダルトなやり取りへ誘導する

すぐにアダルトなやりとりへ誘導する相手も「サクラ」の可能性があります。サクラがアダルトな内容へ誘導したがるのは、会話を長引かせるのと同様に、ポイントを消費させて課金させるためです。アダルト画像や動画をエサに、課金させようとしています。

ドタキャンばかりで会えない

会う約束をしたにもかかわらず、当日になってドタキャンする相手も、サクラかもしれません。1回くらいであれば、急に体調不良になりどうしても行けないという場合もあるでしょう。しかし2回、3回と続くならば、サクラであってもなくても、相手との連絡は控えるべきです。

場合によっては「直接会おう」と伝えると、メッセージの段階からはぐらかされることもあります。直接会うのははぐらかすのに、メッセージだけを続けようとする場合は、実在しない人物を演じているかもしれません。

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相手がこのような特徴にあてはまっている場合は、警戒してください

返金を望むときのNG行動

返金を望むときのNG行動

返金してほしいときでも、感情的になってはいけません。特に以下のような行動は、返金どころか、業者に逃げられてしまう可能性が高まるため避けましょう。

  • 詐欺業者やサイトに直接抗議する
  • サイトのアカウント削除

ひと言、業者へ抗議したくなる気持ちはわかりますが、詐欺業者やサイトに直接抗議するのはやめてください。詐欺を疑っていることが露呈してしまいます。詐欺だと確信するとパニックに陥ってしまうかもしれません。サイトのアカウントを削除するのは、自ら証拠隠滅しているのと同様です。冷静に証拠保全に努めてください

出会系詐欺の返金を目指すなら、丹誠司法書士法人へ!

誰でも手軽に利用できる出会い系サイトは、秘匿性の高さから詐欺的行為に使われてしまうことがあります。相手を特定できないからといって、泣き寝入りする必要はありません。早く適切に対応することで、被害額を返金してもらうことも十分に可能です。
返金成功の鍵は「おかしいな」と感じた際、いかに迅速な行動ができるのかということ。「怪しい」「サクラかも」と感じたら、専門家へ相談してください。丹誠司法書士法人では、無料相談を受け付けています。詐欺被害における返金実績も豊富であるため、ぜひお気軽にお問い合わせください。