「1日数時間の作業で高収入」「学歴不問」といった魅力的な文言が並ぶ、インスタの求人広告を見かけたことはありませんか。
すべての求人広告が危険というわけではありませんが、インスタは誰でも広告出稿ができる仕組みのため、なかには違法な求人広告もみられます。
本記事では、インスタ求人のトラブルの事例や応募時の注意点、怪しいと感じたときの対応方法などについて解説します。
インスタに掲載されている求人に興味がある方や、これから応募しようとしている方は、被害から身を守るためにぜひ最後までご覧ください。
- インスタの求人広告のトラブル例
- インスタ求人へ応募するときの注意点
- 怪しいインスタ求人を見つけたときの対応方法
\「怪しい」と感じたらまず相談!/
以下の記事では、インスタ詐欺に気づいたときにまず取るべき行動について、詳しく解説しています。
Instagram(以下、インスタ)上で「詐欺ではないか?」と感じる広告やアカウントを見て、不安になったことはありませんか? この記事では、インスタ詐欺の特徴から対処法まで詳しく解説します。 インスタで横行する詐欺とは?[…]
インスタ求人広告詐欺は存在する

インスタの求人広告の中には、「簡単に稼げる」「未経験でも高収入」などの誘い文句でDMやLINEに誘導するケースがみられます。
誘導後は、副業の勧誘や違法な闇バイトへの参加を迫られるケースも少なくありません。
一方で、すべてのインスタ求人広告が詐欺というわけではありません。
実際に企業が採用のために出稿している求人広告もあります。
そのため「詐欺とは限らないが、詐欺の可能性もある」という前提で慎重に見極めることが重要です。
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インスタ求人のトラブル例

インスタの求人広告は、誰でも応募できる手軽さがある一方で、トラブルに巻き込まれるケースも多く存在します。
ここでは、インスタ求人の代表的なトラブルについて紹介します。
高額な初期費用を要求する
「初期登録費用」や「研修費用」などの名目で高額な金銭を要求され、金銭をだまし取られるケースです。
一般的なアルバイトやパートで、仕事を始める前に高額な支払いを求められることはありません。
「すぐに取り返せる」「今だけの限定枠」などの甘い言葉に惑わされず、費用の明細や契約内容を確認することが重要です。
個人情報を悪用する
求人応募に必要と言われ、履歴書や顔写真、住所などの個人情報を送信したところ、その情報が第三者に悪用されるケースも存在します。
たとえば、知らないうちに不正な契約に利用されたり、詐欺行為や犯罪に巻き込まれたりする可能性も否定できません。
個人情報は、相手の信頼性が確認できた後に行うことが大切です。
違法な仕事を紹介される
インスタの求人広告では、いわゆる闇バイトと呼ばれる違法な仕事を募集していることがあり、知らずに応募してしまうケースが後を絶ちません。
闇バイトのような違法な仕事は、詐欺や強盗など犯罪に直結するため、仕事内容を具体的に記載できません。
そのため、「誰でもできる」「簡単に稼げる」といった曖昧な表現で応募者を引きつけようとします。
仕事内容が曖昧なまま「高収入」をうたう求人は、違法な仕事を募集している求人の可能性があるので、特に注意が必要です。
SNSやLINEで簡単に契約を進める
最近では、SNSやLINEのやり取りだけで仕事を依頼され、書面や正式な契約書がないまま業務を開始してしまうケースが見られます。
しかし、仕事内容や報酬などの条件が文面で明確に残されていない場合、あとから「そんな約束はしていない」と言われ、報酬が支払われないなどのトラブルに発展する可能性があります。
雇用契約や業務委託契約など適切な契約が締結されているのかを必ず確認しましょう。
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インスタの安全な求人広告を見極めるポイント

インスタの求人広告には、正規の企業が出しているものと、詐欺や違法行為につながるものが混在しています。
見た目や言葉だけで判断すると、思わぬ被害にあう危険があります。
広告を見る際には「本当に信頼できる情報かどうか」を冷静に見極めることが不可欠です。
ここでは、安全な求人広告を判断するためのチェックポイントを紹介します。
広告主が実在する企業かどうかを確認する
インスタの求人広告を見る際は、まず広告主が信頼できる企業かを確かめることが重要です。
企業名や公式サイトのURL、電話番号などが明記されていない広告は要注意です。
厚生労働省は、職業安定法に基づき、求人広告には以下の6項目を記載する必要があると示しています。
- 募集主の氏名または名称(会社名など)
- 住所(会社の所在地など)
- 連絡先
- 業務内容
- 就業場所
- 賃金
これらが明記されていない広告は、違法または不誠実な業者である可能性があります。
連絡手段が適切かどうか
信頼できる企業であれば、応募手続きは企業用のメールアドレスや公式サイトを経由するのが一般的です。
最初からLINEやSNSのDMのみでやりとりを進めようとする場合、個人情報の悪用や詐欺に巻き込まれるリスクが高まります。
企業が用意している正式な応募フォームや連絡手段があるかを必ず確認しましょう。
お金を払わせようとしないか
求人広告を通じて「登録料」「保証金」「初期費用」などの名目でお金を支払うよう求められた場合、それは高確率で詐欺です。
求人の応募者が仕事を始める前に金銭を支払う必要はありません。
たとえ「すぐに回収できる」「投資型の仕事」などと説明されたとしても、安易に応じないようにしましょう。
情報が「稼げる」一辺倒ではないか
「1日で10万円稼げる」「月収30万保証」など、過剰に報酬をアピールする広告は要注意です。
仕事内容が不明確で、働き方や条件の説明が乏しい場合、実際には法に触れる業務や、過酷な労働環境の可能性もあります。
信頼できる求人は、業務内容や応募条件などを丁寧に伝えるものです。
魅力的な文言に惑わされず、内容全体を冷静に見極める視点が必要です。
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インスタ求人へ応募するときの要注意事項

インスタ求人に応募する前に「どんな点に注意すべきか」を知っておくことで、トラブルに巻き込まれるリスクを抑えられます。
ここでは、インスタ求人へ応募するときの注意点について解説します。
匿名性アプリの使用有無
インスタでやりとりを始めた後、「シグナル」や「テレグラム」など匿名性が高いアプリの利用を求められる場合があります。
企業の求人に応募した場合、電話やメールなどで連絡が来ることが一般的です。
一方、違法行為に関与させようとする闇バイトの求人では、LINEや電話ではなく、匿名性アプリが好んで使われる傾向があります。
匿名性アプリは、発信者情報が残りにくく、メッセージの自動消去機能もあるため、警察などの捜査が入りにくいからです。
匿名性が高いアプリへの誘導がある時点で、詐欺や闇バイトの募集の可能性を強く疑うべきでしょう。
個人情報の取り扱い
インスタの求人広告から応募した後、DMやLINEで氏名・住所・顔写真などの個人情報を送るよう求められた場合は注意が必要です。
一般企業であれば、利用目的を明確にしたうえでプライバシーポリシーを提示して、専用のフォームなどで個人情報を収集するのが通常です。
そのため、SNSやDMだけで個人情報を送るように指示された場合は、違法業者による求人の可能性があります。
個人情報は、公式サイトや国税庁の法人情報などで実在する企業なのかを確認したうえで送りましょう。
仕事内容や給与詳細
「高収入」「即日即金」「ホワイト案件」など、魅力的な言葉だけが並び、具体的な仕事内容や給与の内訳が不明な求人は極めて危険です。
人や物を「運ぶだけ」「受け取るだけ」といったシンプルな説明の場合、違法な業務の可能性もあります。
実際に、特殊詐欺の「受け子」や「出し子」、盗品や薬物の運搬役などがこうした求人で募集されるケースがみられます。
仕事内容が明確に説明されていない場合は応募しないようにしてください。
法人情報の有無
求人情報には、法人名・所在地・連絡先といった基本情報に加え、法人番号の記載が必要です。
求人票をはじめ、Web上で公開される求人情報には、法人番号の表示が必須とされています。
「法人番号」は国税庁が企業に対して発行する13桁の識別番号で、誰でもインターネットで確認できます。
法人番号を検索することで、求人情報の企業が実在しているか、どのような法人かなどの確認が可能です。
法人番号の記載がなく、企業サイトや公式な連絡先も不明であれば、詐欺や闇バイトの勧誘の可能性を疑いましょう。
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怪しいインスタ求人を見つけたときの対応方法

インスタの求人広告を見て「怪しい」と感じたときは、適切な対応を取ることが大切です。
ここでは、実際に怪しい求人を見つけたときに取るべき行動について解説します。
怪しい求人広告は必ず証拠を残す
万が一、詐欺に巻き込まれてしまった場合に備えて、DMのやり取り、LINEの履歴、メールの内容、振込明細など、すべての記録を保管しておきましょう。
こうした記録は、警察への被害届や、弁護士・司法書士への相談時に証拠として役立ちます。
インスタの「ストーリーズ」の投稿は24時間で消えるため、早めに保存しましょう。
不安を感じたら第三者に相談する
「怪しいかも」と少しでも不安に感じたら、ひとりで判断せずに信頼できる第三者に相談することが大切です。
家族や友人、学校の先生、会社の上司など、身近な人に状況を話してみましょう。
また、消費生活センターや警察の相談窓口でも相談を受け付けています。
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インスタの求人詐欺で金銭トラブルにあったときの相談先

インスタの求人広告をきっかけに詐欺被害にあい、金銭をだまし取られてしまった場合には、信頼できる相談先に連絡をとることが大切です。
「詐欺被害にあった」「相手から金銭を要求されている」といった場合には、警察相談専用ダイヤル「#9110」に連絡しましょう。
ただし、警察では返金や加害者との民事交渉までは対応していないため、他の窓口とあわせて利用することが重要です。
また、消費生活センター(消費者ホットライン188)にも相談できます。
専門の相談員から、対処方法について助言を受けられます。
インスタ詐欺にあい、返金に向けて動く場合は、弁護士や司法書士に相談しましょう。
弁護士や司法書士に依頼すれば、代理人として悪徳業者と返金交渉を行ってもらうことも可能です。
詐欺返金に特化した弁護士・司法書士の力を借りることで、法的根拠に基づいた対応ができ、被害回復の可能性を高められます。
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まとめ

インスタの求人広告は、正規の企業が掲載しているものもあれば、詐欺や闇バイトの勧誘などを目的としたものもあります。
インスタなどのSNSは匿名性が高いため、求人に応募する際は「広告主の情報・仕事内容・報酬条件・法人番号の有無」などを丁寧に確認することが大切です。
また、一般的でないチャットアプリに誘導されたり、事前に金銭を要求されたりする場合は、詐欺の可能性が高いです。
すぐにやり取りを中止し、証拠を保存して信頼できる相談窓口に連絡しましょう。
丹誠司法書士法人では、詐欺被害の解決や返金についてご相談を受け付けています。
ご相談は無料ですので、お困りの方はどうぞお気軽にご相談ください。
\無料相談はこちらから!/
