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LINE詐欺の事例とは?見分け方・相談先もご紹介│丹誠司法書士法人
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LINE詐欺の事例とは?見分け方・相談先もご紹介

LINE詐欺の事例とは?見分け方もご紹介

近年、LINEを悪用した詐欺が急増しており、「簡単に稼げる」などの甘い誘い文句で金銭や個人情報をだまし取る手口が広がっています。

LINEのやり取りを通じて信頼を得たうえで、投資や副業、送金などに関する詐欺へと誘導されるケースも少なくありません。

本記事では、実際に起きたLINE詐欺の事例をもとに、主な手口や見分け方、被害に遭ったときの対処法をわかりやすく解説します。
LINE上のやりとりに少しでも不安を感じた方は、早めの対処で被害を防ぎましょう。

  • LINE詐欺とは?
  • LINE詐欺の事例
  • LINE詐欺の見分け方
  • LINE詐欺の被害にあった時の相談先

支払いがある場合でも、「もうお金は戻ってこないかも…」と諦める前に、できることがあります。
以下の記事では、SNS詐欺の被害にあった方が返金を目指すために取るべき対応を、詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。

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LINE詐欺とは?

LINE詐欺について解説する見出しの画像

LINE詐欺とはLINEを使ってユーザーを信用させ、金銭や個人情報をだまし取る手口を指します。

LINEのやり取りを通じて信頼を得たあと、偽サイトへ誘導したり、個人情報を入力させたりする手口が使われています。
身に覚えのない連絡や、急な送金依頼があった場合は、すぐに応じるのではなくまずは詐欺の可能性を疑って冷静に対処する必要があります。

やりとりの中で「怪しい」と感じたら、まずは以下3つの方法で対処しましょう。

①通報する

  • トーク画面の右上の「≡」をタップ
  • 「設定」をタップ
  • 「通報」をタップ
  • 通報理由を選んで画面下部の「同意して送信」をタップ

②知らない人からのトークやグループ招待を拒否する

  • ホーム画面右上にある「設定(ギアアイコン)」をタップ
  • 「プライバシー管理」をタップ
  • 「メッセージ受信拒否」をオンにする

③知らない人からの友だち追加を拒否する

  • ホーム画面右上の「設定」をタップ
  • 「友だち」をタップ
  • 「友だちへの追加の許可」をオフにする

LINEヤフー株式会社ではLINE詐欺における以下の4つの手口について、ホームページで注意喚起しています。

投資詐欺

投資詐欺とは、実在しない投資案件や虚偽の収益情報をもとに巧妙な勧誘を行い、「投資金」「手数料」などの名目で金銭をだまし取る詐欺的行為を指します。

LINEヤフー株式会社では、以下のような勧誘に注意するよう呼びかけています。

項目 手口
SNSやマッチングアプリなどを通じて知り合った相手からの勧誘
  • 始めは恋愛感情や親近感を持たせるようなメッセージが来る
  • 信頼関係ができると投資の勧誘をしてくる
投資家になりすました人物からの勧誘 投資の先生を名乗る人物が、投資の指導をするという名目でトーク・グループトーク・オープンチャットを通じて投資商品を宣伝してくる

投資は本来リスクを伴うものであり、「絶対に儲かる」「元本保証」などといった甘い言葉を安易に信用するのは非常に危険です。

闇バイト

闇バイトとは、違法な犯罪行為を行い報酬を得るアルバイトのことで、LINEなどのSNSや掲示板を通じて募集されることがあります。

「誰でもできる」「高収入保証」などの甘い言葉で若者を勧誘し、LINEのトークやオープンチャットで仕事内容をぼかしたままやり取りが進められます。

多くはLINE上だけで完結し、相手の素性もわからないまま、気づかないうちに犯罪に関与させられます。

一度関わると個人情報を握られて抜け出せなくなることもあるため、少しでも不審に感じたら家族や信頼できる人に早めに相談することが大切です。

送金詐欺

送金詐欺とは、架空の事実を信じ込ませてターゲットから金銭をだまし取る手口を指します。

LINEヤフー株式会社では、以下のような送金詐欺への注意を呼びかけています。

項目 手口
架空料金請求詐欺 実際には利用していないサービスの利用料や未払料金があると偽る
フィッシング詐欺 実在する企業や組織を装ったメッセージを送り、カードやアカウントの情報を入力させる

LINEを悪用した送金詐欺から身を守るには、怪しい要求には応じず通報すること・アカウントの乗っ取りを防止することが大切です。

情報商材詐欺

情報商材詐欺とは、誰でも簡単に高額収入が得られる」ともちかけ、価値のない商材やセミナーを高額で販売する詐欺的行為を指します。

LINEが悪用される例として、アフィリエイトや転売、FXのノウハウを使い、「月100万円稼げる」「スマホ1台で副収入が得られる」と謳ってLINEの公式アカウントへ誘導するケースが見られます。

一見すると信頼できそうな「公式アカウント」を装っていても、実際にはLINEの認証を受けていない非公式アカウントである場合もあります。

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LINE上で日常的なやり取りを重ねることで、「信頼できる相手」と思い込ませ、やがて投資や副業の話に誘導されるケースが見られます

LINE詐欺の事例

LINE詐欺の事例について解説する見出しの画像

LINEが悪用された投資詐欺、闇バイトの事例をご紹介します。

LINEを通じた投資詐欺の事例

2025年2月7日、Yahoo!ニュースは60代の男性が投資詐欺にあい、現金およそ6,600万円をだまし取られたと報じました。

男性は、インターネットの投資広告をきっかけに、講師を名乗る人物とLINEでやり取りを始めました

その後、LINE上で開催された投資の勉強会に参加し、暗号資産や株への投資を持ち掛けられます。

講師の説明を信用した男性は、複数回にわたって指定された口座に振り込み、最終的に総額約6,600万円を支払いました。

詐欺被害の発覚は、金融機関から情報提供を受けた警察が本人に確認したことがきっかけでした。

男性は過去、実際に投資の経験がありましたが「投資詐欺という言葉も知っていたけれど、講師の教え方がうまくてだまされた」と話しています

LINEを通じた闇バイトの事例

2025年1月9日、FNNプライムオンラインはLINEを悪用した闇バイトの手口とその実態について報じました。

闇バイトの内容は、アパートの郵便受けに「家賃の支払いがオンラインになった」と記載された偽のチラシを投函し、住人に現金を振り込ませるというものでした。

この詐欺行為では、LINEの公式アカウント「ズボラ副業」が“バイト募集”を装って悪用され、実際には闇バイトの勧誘を目的として運用されていたことが判明しています。

また、このアカウントを運営していたのは、25歳の男性でした。

LINE公式アカウントという見た目の信頼性を利用し、あたかも正規の募集であるかのように装っていたとのことです。
この巧妙な手口によって、多くの人が「違法ではない副業」だと信じ込み、100人以上が闇バイトに関与したとされています。

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LINE公式アカウントだからといって必ずしも安全な求人とは限りません。見かけの信頼性に惑わされず、内容をよく確認しましょう

LINE詐欺の見分け方

LINE詐欺の見分け方について解説する見出しの画像

LINE詐欺の特徴や手口を知っておくことで、被害を未然に防ぐことが可能です。

ここでは、投資詐欺・闇バイト・送金詐欺・情報商材詐欺といった代表的な手口ごとに、LINE詐欺を見分けるポイントをご紹介します。

詐欺の種類 ポイント
投資詐欺
  • 「必ず儲かる」「リスクなし」と伝えてくる
  • LINEのみのやりとりで書面説明がない
  • 最初に少額が儲かったように見せかけてくる
闇バイト
  • 報酬が異様に高い
  • 仕事の実態がわからない
  • 「簡単ですぐに報酬を受け取れる」と伝えてくる
送金詐欺
  • 覚えのない支払いへの送金を急かされる
  • 友だちから突然送金を促すメッセージが届く
情報商材詐欺
  • セミナーへの参加やLINE公式アカウントへの登録を促される
  • 購入や契約を急かされる

LINE詐欺の被害にあった時の相談先

LINE詐欺の被害にあった時の相談先について解説する見出しの画像

LINE詐欺の被害にあったら、すぐに証拠を揃えて適切な機関へ相談しましょう。

準備しておきたい証拠は以下のとおりです。

  • 勧誘ページや広告のスクリーンショット
  • 相手とのやり取り内容がわかるスクリーンショット
  • 支払った金額がわかる明細書

以下では、LINE詐欺にあった場合の相談先を3つご紹介します。

警察相談専用窓口

警察に相談したいときは、警察相談専用窓口「#9110」に電話しましょう。

発信した地域を管轄する警察の相談窓口につながり、内容に応じた対応やアドバイスを受けることができます。

受付時間は平日8:30〜17:15で、通話料は利用者の負担となります(地域によって対応が異なる場合があります)。

消費者ホットライン

LINE詐欺の被害にあったら消費者ホットラインに相談するのもよいでしょう。

「188」に電話すると、身近な消費生活相談窓口を案内してもらえます

相談は無料で、年末年始(12月29日〜1月3日)を除き毎日相談を受け付けています。

通話料は使用する電話回線によって異なりますが、秒数ごとの通話料を最初に自動音声で案内してくれます。

司法書士や弁護士

LINE詐欺によって金銭的な被害を受けた場合は、早めに司法書士や弁護士に相談することをおすすめします

相談のタイミングが早いほど、被害の回復につながる可能性も高くなります。
まずは、詐欺被害の返金実績がある司法書士や弁護士を探し、LINEのやり取りや振込明細などの証拠をそろえて相談しましょう。

無料で対応している事務所もあるため、一人で抱え込まず、気軽にアドバイスを求めてみてください

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当事務所でもLINE・専用フォームから無料相談を受け付けているため、お気軽にご相談ください

まとめ

まとめを解説する見出しの画像

LINEを使った詐欺は、投資、副業、情報商材、送金詐欺など多様な手口でユーザーを信用させ、金銭や個人情報をだまし取ろうとします。

多くの事例では、LINEでのやり取りを通じて親近感や信頼感を築き、その信頼を利用して被害へとつなげる手口が使われています。

LINE詐欺には「高額収入」「リスクなし」「すぐ稼げる」といった誘い文句がよく使われ、やり取りがLINEだけで完結するのも大きな特徴です。

丹誠司法書士法人では、LINE詐欺に関するご相談を受け付けています。

「まだ詐欺にあったかどうか判断できていない」という方も、LINEのやり取りには証拠が残っているケースも多いため、まずは無料相談にて状況を確認いたします。