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インスタで見かける怪しい投資家の勧誘は危険?!被害にあわないための対処法を紹介│丹誠司法書士法人
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インスタで見かける怪しい投資家の勧誘は危険?!被害にあわないための対処法を紹介

インスタで見かける怪しい投資家の勧誘は危険?!被害にあわないための対処法を紹介
インスタの広告やメッセージで、投資の勧誘を受けたことはありませんか。
このような勧誘は、近年増加しているインスタ投資詐欺の可能性が高いです。
投資をしても期待している利益を得られないどころか、大きな損害を出してしまう恐れがあります。
本記事では、インスタ投資詐欺でよく見られる手口と怪しい投資家の見分け方をそれぞれ3つずつ紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
  • インスタによる投資詐欺が増えている理由
  • インスタの投資詐欺でよく見られる3つの手口
  • 怪しい投資家の3つの見分け方
  • インスタの投資詐欺にあわないための対策
  • インスタ投資詐欺の事例

なぜインスタの投資詐欺が急増しているのか?

なぜインスタの投資詐欺が急増しているのかについて解説する見出しの画像

インスタ投資詐欺の被害が増えている理由として、主に2つ原因が考えられます。

1つ目は、インスタの利用者が増加したことです。

2019年の国内のインスタ利用者は3,300万人でしたが、2023年は約6,600万人と、わずか4年間のうちに利用者が2倍に増加しています。

利用者の倍増に伴い、怪しい投資家のアカウントも増えています。
被害者が増加してしまうのも、やむを得ないことかもしれません。

また、インスタはDM機能を活用して手軽に面識のない人と交流できるため、投資に勧誘しやすい環境であることも被害者が増加する要因です。

 

2つ目は、投資への関心が高まっていることです。

少額から投資が可能になったことや税制優遇制度が備わった投資方法が誕生したことで、以前よりも国民の投資への関心が高まっています。

特に20〜30代の若年層が、投資に強い関心を示す傾向にあります。

インスタが他者を勧誘しやすい環境になっていることや、投資に対する関心の高まりが、被害を拡大させていると考えられます。

インスタの投資詐欺でよくある3つの手口

インスタの投資詐欺でよくある3つの手口について解説する見出しの画像

怪しい投資家はさまざまな方法で勧誘していますが、「共通の手口」というものが存在します

共通点を把握しておくことで、たとえ勧誘されても投資詐欺と見抜けるでしょう。

1.投資の学習費用(セミナー料金)として金銭を要求する

1つ目は、投資の「学習費用」「セミナー料金」として、金銭を請求する手口です。

投資の初心者は「儲かる投資の方法を教える」といった誘いに乗りやすく、ターゲットにされやすい傾向にあります。

投資に興味を持ちつつも、何から始めればよいのか分からないというAさん(20代)を例に挙げて説明します。

ある日、Aさんのインスタに怪しい投資家から「誰でも簡単に月15万円稼げる投資を教えます。今なら5万円で構いません」といったDMが届きます。

5万円であれば、たとえAさんが裕福でなくとも捻出できる金額です。

投資について他の人から学ぶこともできるうえ、その後は毎月15万円稼げると聞けば「初期投資」と捉え、費用を支払ってしまうことは想像に難くありません。

このように「勉強代」だと思わせることも、この手口のポイントです。

また、初めから大金を要求するのではなく「少し節約すれば購入できる金額」を提示することも、多くの手口で共通しています。

2.異性の恋愛感情を利用する

2つ目は異性にアプローチをかけ、投資の勧誘を行うケースです。

ターゲットの恋愛感情を利用すれば、警戒されずに投資を始めてくれる可能性が高いからです。

たとえば、インスタ上で魅力的な女性のアイコンを設定しているアカウントがあるとします。

実際はインターネットで見つけた画像を無断で使用しており、アイコンの人物がアカウント所有者ではない可能性があります。

女性のふりをした怪しい投資家はDMで男性とやり取りし、恋愛感情を利用して投資話を勧めます。

この場合、女性から「自分もお世話になっている人」などと言って、怪しい投資家を紹介されるケースがあります。

その後、投資家が運用を代行する代わりに、高額な手数料を請求されるケースが非常に多く見られます。

インスタにおける匿名性の高さを利用した手口であるため、注意してください。

3.高額なツールを販売する

3つ目は、投資用のツールやソフトを販売すると言って、購入費をだまし取る手口です。

特に初心者は、投資用のツールやソフトの相場を知らないため、高額でも購入してくれる可能性が高いからです。

たとえば、ターゲットにインスタで有名な投資家の助手を名乗っているアカウントからDMがきたとします。

「今までのデータを分析し投資に勝てるツールが入ったUSBを、あなただけに販売します」とアプローチをかけられれば、大金を支払ってでも購入してしまう人も少なくありません。

実際にツールを投資に利用してみると、イメージしていたとおりに投資の利益を生み出すことができず、大きな損失を生み出してしまったケースも存在します。

さらに、投資家に連絡してもすぐには解約ができず、キャンセル料としてさらに金銭を請求されるリスクがあるので注意してください。

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手口を知っておくことは、自分自身の身を守ることにつながります

怪しい投資家の見分け方を3つ紹介

怪しい投資家の見分け方について解説する見出しの画像

インスタでよく見られる怪しい投資家には、共通点が存在しています。
事前に共通点を把握しておけば、怪しい投資家を見分けられるため、自分の身を守れるでしょう。

怪しい投資家の見分け方を3つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1.大金や口座残高が異常に多い

怪しい投資家が運用しているアカウントでは、優雅な暮らしぶりをアピールした投稿がよく見られます。

たとえば、莫大な資金をもっている証拠として預金通帳の写真を投稿しているケースです。
また、ハイブランドのバッグ・宝石の写真の投稿なども頻繁に目にします。

「投資に成功した者の暮らしぶり」として、裕福な姿ばかりを投稿しているアカウントから投資の勧誘を受けた場合は、十分に注意しましょう。

2.容姿が整っている人物をアイコンにしている

容姿が整っている異性の写真や生成AIで作成された人物のアイコンの場合、怪しい投資家の可能性があります。

ターゲットが異性であれば「恋愛感情」、同性であれば「憧れ」を抱かせることで勧誘がスムーズに進むためです。

たとえば、容姿端麗な女性のアイコンで設定しているアカウントがあったとします。

「この人みたいに経済的に豊かで容姿も美しくなりたい」と考え、投資の勧誘を受けてしまうターゲットもいます。

投資の勧誘を受ける前に、インターネットで画像検索を行うのがおすすめです。
ネットで不正に入手した画像をアイコンに使用している場合は、検索によって元の画像を発見できます。

このように無断転載の疑惑があるアカウントは、高確率で怪しい投資家なので関わらないようにしてください。

3.運用歴が浅い・投稿数が少ない

運用歴が浅い、または投稿数が少ないアカウントは、怪しい投資家の可能性が高いです。

投資の勧誘をするためだけに作られたアカウントであり、トラブルが起きたらすぐに削除して音信不通になる可能性が高いからです。

たとえば、フォローやフォロワーの数が1万人以上いるのにも関わらず、3回しか投稿していないアカウントがあったとします。

アカウント主にはインスタを健全に運用する意思がなく、購入によってフォロワーを増やし、ターゲットを騙そうと企んでいる可能性が高いです。

DMで魅力的な投資の話を持ち掛けられても、健全な運用をしていないアカウントであれば無視してください。

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少しでも怪しいと感じたら、決して関わらないように!

インスタの投資詐欺の被害にあわないための5つの対策

インスタの投資詐欺の被害にあわないための5つの対策について解説する見出しの画像

インスタを利用していれば頻繁に怪しい投資家からDMが届く場合もあります。

そのため、受け取っても騙されないように対策をたてましょう。

インスタの投資詐欺にあわないための5つの対策を解説します。

以下記事では、SNS詐欺における返金方法についても解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。

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対策1.二段階認証を登録する

インスタの投資詐欺の被害は、お金をだまし取られることだけではありません。

DMで届いたURLをクリックしてしまったことで、アカウントを不正利用される可能性もあります。

二段階認証を登録することで、自身のアカウントを守れます。

二段階認証とは、パスワードとは別にSMSやメールで送られてきたコードを入力することでセキュリティを高め、不正アクセスを防ぐ方法です。

本人確認を二重で行えば、安全性を強化することができます。

万が一、怪しい投資家から送られてきたURLにアクセスしてしまった場合でも、不正利用を防げます。

ただし二段階認証を設定したからと言って、絶対に安全とは限りません。

知らない人から届くURLはクリックしないもしもクリックしてしまった場合はパスワードを変更するといった対策を徹底しましょう。

インスタの公式ホームページで簡単に確認できるので、まだ二段階認証を登録していない人は試してください。

対策2.金融・ネットリテラシーを高める

怪しい投資家から騙されないために、金融・ネットリテラシーを高めましょう。

たとえば、「誰でも簡単に稼げる投資方法」「この投資をしてない人は将来お金に困る」といった広告があったとします。

リテラシーが高い人は、情報を発信している人物の実績や名前、デメリットなどを調べて情報を多面的に捉えることができます。

多くの情報が手に入るインスタが普及しているからこそ、1つ1つの情報を冷静に判断しましょう。

対策3.個人情報を伝えない

インスタで知り合った相手には、安易に個人情報を伝えないようにしましょう。

怪しい投資家によって個人情報が不正に利用されるケースが存在します。
また、業者間で情報を売買していることもあります。

別の詐欺でターゲットにされてしまう可能性が高まる、1日に大量の迷惑メールが届くなど、さまざまなリスクが伴います。

知らないアカウントには、名前や住所などの個人情報を伝えないようにしましょう。

しつこく情報を求められた場合は、運営に通報しましょう。

対策4.認証バッジがついているか確認する

アカウントに認証バッジがついているか確認したり、投資家の名前を調べるようにしましょう。

認証バッジとは、アカウントをインスタが利用者本人だと公式に認めているという意味です。
怪しい投資家によるなりすましではありません。

ユーザー名の横についている青いチェックマークが目印です。

対策5.勧誘してきた投資家を金融庁のサイトで調べる

投資を勧誘してきた投資家や業者の名前をインターネットで調べるようにしてください。

金融商品取引を行う場合、金融庁への登録が義務付けられています

金融庁が公開している免許・許可・登録等を受けている業者一覧無登録で金融商品取引業を行う者の名称等についてを閲覧し、投資家の名前が記載されているのかを確認しましょう。

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日ごろから対策しておくと、ターゲットにされにくくなります

【事例】よくあるインスタの投資詐欺を1つ紹介

【事例】よくあるインスタの投資詐欺の紹介する見出しの画像

バイナリーオプションとは、通貨ペアの為替レートが一定時間後に、指定のレートを上回るか下回るかを予測する投資取引です。

専門的な知識や経験が求められる投資手法であり、決して「簡単に稼げる」ものではありません。

この点を踏まえて、以下の事例をご覧ください。

都内の大学に通うAさんがインスタを利用していると、知らないアカウントからバイナリーオプションに勧誘するDMが届きました。

容姿端麗なBさんのアカウントをみると、高級ホテルに宿泊していたり、豪華な食事を楽しんでいたりする写真が投稿されていました。

経済的に豊かになりたいと考え、Aさんも投資を始めたそうです。

Bさんから「初心者は投資に勝てないし、失敗すれば多額の損失が出る。でも、この分析ツールを使用すれば簡単に儲けられる」と伝えられ、50万円以上のツールを購入することにしました。

すると、最初は期待していた以上の利益が出ていたにもかかわらず、急に稼げなくなりました。

Bさんに解約しようとメッセージを送っても、音信不通になってしまい、ツールの維持費だけがかかる事態に陥ってしまいました。

得られた利益以上の損失を出してしまったことで、Aさんは詐欺を疑い、国民生活センターへ連絡しました。

場合によっては、被害回復が難しいケースも存在します。

「簡単に」「誰でも」「必ず」といったオイシイ話に惑わされないように注意してください。

インスタで投資詐欺にあったら丹誠司法書士法人へ相談

インスタを始めとするSNSの普及と投資への関心が高まっていくにつれ、怪しい投資家に金銭を騙し取られてしまう被害者が増えています。

有名な投資家だと信じていたのに、実際は金融庁に登録されていない業者や架空の人物かもしれません。

インスタは匿名性が高いため、騙されないようユーザー自身もリテラシーを身に着ける必要があります。

もし被害にあってしまったら、丹誠司法書士法人へ相談してください。
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過去の事例をもとに、個々のケースに合った最適な解決策を提案します。

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