「詐欺被害にあい、返金請求に強い弁護士に相談したい」と相談先を探している方も多いでしょう。
詐欺被害にあうと、金銭的・精神的な負担が大きくなり、信頼できる相談先に問い合わせたいと考えるのが自然です。
本記事では、詐欺に強い弁護士を選ぶときのポイントを解説します。
依頼費用を抑えるコツについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 詐欺に強い弁護士を見分けるポイント
- 弁護士に依頼するときの注意点
- 依頼時に発生するコストを抑える方法
詐欺に強い弁護士を選ぶときの5つのポイント
ここでは、詐欺に強い弁護士を選ぶときのポイントを5つ紹介します。
詐欺案件の取り扱いの有無
詐欺案件を中心に取り扱っている弁護士を選ぶことが重要です。
弁護士によっては、離婚問題など、取り扱っている分野を1つに絞っている可能性もあります。
弁護士ごとに得意分野があるため、詐欺案件に強い弁護士に依頼することで、より良い結果が期待できます。
また、詐欺被害の解決に注力している弁護士であれば、最近の詐欺手口にも精通しています。
現場の最前線で活躍している弁護士なら、的確なアドバイスと迅速な対応が期待できます。
弁護士に相談・正式な依頼をする前に、詐欺案件を扱っているか、十分な実績があるかを確認しましょう。
詐欺被害の解決実績
依頼する前に必ず過去の解決事例や返金の成功実績を確認しましょう。
過去に返金実績や業者との交渉の成功例があれば、被害の回復の可能性が高まります。
さらに、自分と似た状況の事例を担当した経験のある弁護士なら、より安心して依頼できます。
詐欺案件を多く取り扱っている弁護士であれば、スムーズに対応してもらえるはずです。
特に確認すべきポイントは以下のとおりです。
- 過去にどんな詐欺事例を扱った経験があるか
(投資詐欺、ロマンス詐欺、SNS詐欺など)
- どのような方法で被害回復を実現したか
(交渉方法や解決までの期間)
- 該当業者や類似案件における返金実績があるか
弁護士に依頼する前に、返金事例や実績などを確認し、不明点があれば質問しましょう。
口コミやレビューの評価
過去の依頼者の評価や口コミをチェックしましょう。
弁護士を選ぶ際は、Googleの口コミやインターネットの検索結果を確認することをおすすめします。
過去の依頼者が実際に利用した際の評価や体験談を投稿していることが多く、弁護士の対応や信頼性を判断するうえで参考になります。
また、複数の依頼者からの感謝の声が寄せられているかも確認しましょう。
対応が不十分な弁護士の場合、マイナスな評価が記載されていることもあります。
「お金は戻ってこないと諦めていたけど、全額返金された」「弁護士の方だけでなく事務のスタッフの方も丁寧に対応してくれた」など、肯定的な口コミが多い弁護士は、丁寧で誠実な対応をしてくれる可能性が高いでしょう。
口コミは実際の依頼者の感謝の声が掲載されているため、レビュー評価が高いほど信頼性の判断材料になります。
弁護士事務所の営業日
弁護士事務所の営業日や対応時間を、あらかじめ把握しておくのをおすすめします。
詐欺案件は、時間が経つほど被害回復が難しくなるため、できるだけ早く弁護士に相談することが重要です。
すでに金銭のやり取りが発生している場合、悪徳業者との連絡が途絶える前に、一刻も早く弁護士へ問い合わせましょう。
弁護士事務所によっては、平日だけでなく土日祝日も相談を受け付けているところもあります。
実績だけでなく、営業日や対応時間を確認することで、緊急時にスムーズに弁護士へ相談でき、被害を最小限に抑えられます。
相談時の対応の質
弁護士事務所によっては無料相談を実施しているため、積極的に活用し、信頼できる事務所かどうかを判断しましょう。
弁護士を選ぶ際は、相談しやすさや信頼性も重要なポイントです。
大切なお金を騙し取られたうえに、対応が不十分だったり、成果に見合わない高額な依頼料を請求されたりする二次被害は避けなくてはなりません。
相談を受けるときは以下のことを確認しましょう。
- 親身になって相談にのってくれるか
- 具体的なアドバイスや提案をしてくれるか
- 相談料や着手金などの料金体系が明確か
すべての弁護士が無料相談を実施しているわけではありません。
公式サイトの評価が高いことは安心材料の一つですが、実際の対応と異なる可能性もあるため、慎重に検討しましょう。
弁護士に依頼して後悔しないための注意点
弁護士に依頼してから後悔しないために、事前に知っておきたい注意点を解説します。
知名度やネームバリューで判断しない
相談先の弁護士を選ぶ際に、「広告を出している有名な弁護士なら安心だろう」と判断することがよくあります。
しかし、なかには依頼者の預かり金を不正に利用したり、高額な着手金を受け取りながら全く対応しない弁護士による被害も報告されています。
そのため、知名度や広告の有無だけで判断せず、弁護士の実績や対応の丁寧さをしっかり確認することが重要です。
実際に相談を受けた人の口コミや過去の解決事例も参考にしながら、信頼できる弁護士を選びましょう。
誇大広告を鵜呑みにしない
「絶対に返金請求を成功させます」「どんな詐欺事例も必ず解決します」といったフレーズをみるとつい安心してしまいます。
しかし、相談者の期待を過度に抱かせ、実態の対応が異なるケースも少なくありません。
弁護士広告規定では、事実と異なる内容で相談者を誤認させるような広告を出すことが禁じられています。
誇大な宣伝や保証を鵜呑みにせず、弁護士の実績や評判をしっかり確認することが大切です。
詐欺被害の相談は弁護士だけじゃない!司法書士にも相談できる
詐欺被害にあった際、「返金請求」と聞くと、多くの人は弁護士への依頼を考えるでしょう。
しかし、認定司法書士も弁護士と同様に、詐欺被害の返金請求の依頼が可能です。
実際に、悪徳業者への返金請求に成功した実績を持つ司法書士も存在するため、相談先の選択肢を広げておくことをおすすめします。
費用を抑えるなら、認定司法書士への依頼が有効
悪徳業者への返金請求のコストを抑えたい場合は、認定司法書士へ相談するのも一つの選択肢です。
弁護士と同様に、悪徳業者に対して効果的なアプローチを取ることが可能です。
ここでは、認定司法書士への依頼が有効なケースを2つ紹介するので、参考にしてください。
\すでにお金を払ってしまったら/
被害額が140万円以下の場合
被害額が1件あたり140万円を超えない場合は、司法書士への相談をおすすめします。
認定司法書士は、140万円以下の金銭トラブルに関する交渉や手続きを代理で行うことが可能です。
弁護士に比べて費用を抑えられるケースが多いため、経済的な負担を軽減しながら返金請求を進められます。
特に、少額の被害で弁護士費用が高額になりそうな場合は、司法書士への依頼を検討するとよいでしょう。
まずは無料相談を活用し、自分の状況に適した対応が可能かどうかを確認することが大切です。
被害時に借金をさせられた場合
被害時にお金を騙し取られ、経済的に困窮している場合、司法書士への相談が有効です。
被害額が数十万円から百万円に及ぶケースも珍しくなく、なかには借金を背負ってしまう深刻な事例もあります。
司法書士は、返金請求の交渉だけでなく、債務整理の相談にも対応できるケースがあります。
債権者1社あたり140万円以下であれば、任意整理を通じて負担を軽減でき、弁護士に比べて比較的費用を抑えて依頼することができます。
詐欺被害にあうと、生活再建には長い時間がかかることもあります。
費用を抑えながら返金請求や借金の返済計画を立てたい場合は、司法書士に問い合わせてみましょう。
ぜひお気軽にお問い合わせください
丹誠認定司法書士法人では詐欺のご相談を承っています!
今回、詐欺に強い弁護士を選ぶポイントを解説しました。
詐欺被害にあい、経済状況が厳しい場合は、費用を抑えて依頼できる司法書士への相談も有効な選択肢となります。
詐欺は、誰にでも起こりうるものです。
丹誠司法書士法人では、詐欺被害の無料相談を受け付けています。
「どこに相談したらいいかわからない」という場合でも、ぜひ一度LINEからお問い合わせください。