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LINE副業は怪しい?!安全性や注意したい業者の特徴を解説│丹誠司法書士法人
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LINE副業は怪しい?!安全性や注意したい業者の特徴を解説

LINEの副業詐欺に注意!LINE副業の安全性と怪しい業者の特徴を解説

「簡単に月10万円を稼げます!詳細をお伝えしたいのでLINEで話しませんか?」と過去にメッセージを受け取ったことがある人もいるのではないでしょうか。

しかし、実際は紹介された副業を始めても全く稼げないケースがほとんどです。LINEに届いたメッセージは、業者がターゲットに高額な情報商材や投資・融資の勧誘をする目的で送った可能性があります。

本記事では、怪しいLINE副業のよくある手口や要注意な業者の見分け方についてお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

ここでは紹介しきれない怪しいLINE副業の手口について、以下の記事で解説しています。

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SNS副業詐欺の最新手口!被害額急増の理由と防止策4つ
  • 怪しいLINE副業の概要と事例を紹介
  • 怪しいLINE副業のよくある勧誘
  • 怪しい業者の見分ける5つの方法
  • お金を取り戻す3つの方法

怪しいLINE副業とは?

LINEの副業詐欺について解説する見出しの画像

怪しいとされるLINE副業は、LINEを利用して副業収入を得られると謳いながら、実際にはお金をだまし取る詐欺のことをいいます。

作業をしても副収入が得られないばかりか、報酬を入金するために必要な手数料といった名目で逆にお金を請求されたり、高額なセミナーや情報商材の購入をさせられたりするケースもあります。

業者は「LINEを使用して1日10分データ入力するだけでお金が稼げる」といった魅力的な広告を出しています。加えて、LINEは日本だけで毎月9,500万人が利用している身近なツールで、副業を始めやすい条件が揃っているため被害が拡大してしまうのです。

やり取りをしていると業者から「稼ぐためには高額なマニュアルの購入が必須。でも、来月ですぐに元が取れる」などと伝えられ、購入してしまいます。

教材どおりにLINEで作業をしても、広告に謳われていたような利益は得られません「簡単」「誰でも」「短時間で稼げる」などのフレーズが使用されている広告には絶対に応募しないようにしてください。

もし広告に応募して業者のLINEアカウントを友達登録してしまった場合、業者とのやり取りはしないようにしましょう。ブロックしてしまうと証拠が消えてしまう可能性があるため、削除はせずに一度身近な人に相談することをおすすめします。

LINE副業が「入り口」として使われる怪しい詐欺

LINE副業が「入り口」として使われる詐欺を解説する見出しの画像

「LINEを使用してお金が稼げる」と謳われた広告やDMを見かけた人も多いでしょう。しかし、実際は詐欺の可能性が高いので注意してください。

ここでは、LINE副業を入口とした詐欺を2つ紹介します。

1.情報商材の販売

業者から初期投資として高額な情報商材を勧めてくることもあります。

事業の詳細や内容、失敗しないためのノウハウが記載されている」と業者から伝えられると、副業で稼ぐために必要な商材のように思うでしょう。

しかし、購入してみると高額な商材であるにもかかわらず内容が薄く、参考にならないケースがほとんどです。購入者が業者に問い合わせると「より深く学ぶには追加費用がかかる」と伝えられ、さらに多額の費用を支払ってしまうリスクも存在します。

副業を始める際に高額な教材の購入が必須な場合は注意してください。

2.マッチングアプリ・出会い系サイト

LINE副業のなかには、マッチングアプリや出会い系サイトのサクラを業者が勧めてくることもあります。

LINEを登録すると業者から「指定の出会い系サイトで会員の男性とやり取りするだけでお金が稼げる」と連絡がくるでしょう。

しかし、サイトへの登録やメッセージのやり取りに費用がかかったり、実際に作業をしたのに報酬が貰えなかったりなどのトラブルが起きています。

やり取りをするための費用は後から返金するので、一時的に立て替えてくださいと言われた場合、自己判断せず周囲の人に相談しましょう。

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「簡単」「誰でも」「短時間で稼げる」などのフレーズには注意が必要です

LINEが「出口」として使われる怪しい副業

LINEが「出口」として使われる詐欺について解説する見出しの画像

悪徳な業者が利用者をLINEへ誘導してから投資・融資の勧誘をしてくる場合もあります。
LINEグループに招待し、言葉巧みに利用者を惑わせてくるでしょう。

LINEへ誘導して金銭をだまし取る3つの詐欺を紹介します。

1.投資の勧誘(仮想通貨・FXなど)

業者から仮想通貨やFX、新興国への投資の怪しい勧誘がきます。

「『先生』『師匠』と呼ばれる人に元金を預ければ、今なら確実に儲かる」と言われ、業者が高額な費用をだまし取ろうとしてくるでしょう。

LINEグループ内には「投資をして実際に儲かった」など成功体験を騙る人もいるかもしれませんが、業者が雇ったサクラである可能性が高いです。

2024年3月に約2,000万円の投資詐欺の被害にあったケースも存在するので、安易に投資しないようにしてください。

2.融資の勧誘

LINE副業に興味を持っている人のなかには、今すぐお金が欲しいという人も少なくありません。このような気持ちに付け込んで、金融業者や著名人を偽った融資の勧誘が来るケースもあります。

また「融資するお金がない」ことを理由に勧誘を断ろうとすると、「低金利」「審査がシンプル」「即日お金を借りられる」などと言って、お金を借りるように促してきます。

契約後、説明されていた金利よりも高かったり、被害者にとって不利な契約を結んでいたことが発覚するケースもあります。

その結果、多額の借金を背負ってしまうのです。

3.架空の高額当選

架空の高額当選を謳い、受信者をだまそうとするケースも存在します。

ネット広告や迷惑メールに「副業助成金の抽選であなたは当選しました」とメッセージが届き、送られたURLをタップするとLINEへ誘導されます。

その後、LINEで「振り込むためには手数料が必要」と連絡がきて、プリペイドカードやクレジットカードの番号を伝えるように催促されます。

指示通りに手数料を支払っても、次々とお金の請求がくるだけで助成金は貰えません。
なかには支払いに応じないと、民事訴訟を起こすと脅されるケースも存在します。

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連絡が途絶えてしまうと返金請求も難しくなるので、やり取りや支払った履歴は証拠として保管しましょう

怪しいLINE副業に勧誘してくる業者の見分け方

副業詐欺を行う怪しい業者の見分け方について解説する見出しの画像

怪しいLINE副業のトラブルに巻き込まれないためには、自分で判断せず周囲の人や消費生活センター、司法書士法人などに相談することが大切です。さらに被害にあわないようにするために、怪しい業者の特徴を把握しておきましょう。

ここでは、注意すべき業者の見分け方として、5つの「怪しい!」を紹介するので、参考にしてください。

「詳細は電話で説明する」は、とくに怪しい!

副業の詳細は、電話(テレビ・Web会議ツール含む)で説明すると案内されたら要注意です。

被害者が業者の信頼性を確認する時間を与えず、通話口でそのまま契約に持ち込まれてしまうケースが多数発生しています。

証拠が残らない通話口で契約してしまうと、あとから信頼できる業者なのか判断することができません。

電話で勧誘された場合は、絶対にその場で契約しないでください。悪徳業者は、詐欺かどうかを被害者に見極めさせないよう、電話という手段を選んでいます

通話口で契約を促された場合、どれほど魅力的な副業に思えても、一旦電話を切りましょう。

「簡単」「すぐに儲かる」など誇大広告をしている業者は怪しい!

怪しい業者は誇大広告を出しているケースが多いです。

広告では断定的な表現を使用した方が、多くの人から注目を集めやすいからです。

たとえば「スマホを操作するだけで誰でも月5万円」「絶対に損しないノウハウをお伝えします」など、ターゲットがつい期待してしまうようなフレーズを多用してきます。

悪徳業者は自社の利益だけを考えていて、応募者が経済的な損害を被ってもアフターフォローはしてくれません。

過剰な表現をしている業者には注意してください。

口コミや知恵袋でLINE副業の被害者がいるサイトは怪しい!

LINE副業への勧誘を受けたら、応募する前に内容や会社名で検索しましょう。

口コミや知恵袋で、思うように稼げなかったという内容の投稿が見つかるかもしれません。
また、同じ業者で被害にあっていることが事前にわかれば、損害をこうむることを避けられます。

業者や副業の良し悪しが判断できない場合は、誰かに相談するのがおすすめです。

会社情報がない・詳細が不明な業者は怪しい!

調べても会社情報がなく、詳細がわからない副業は受けないようにしましょう。
期待した成果が出なかったり、トラブルが起きてしまったりしても、対応してくれない可能性が高いです。

最低でも、以下の情報は確認しておきましょう。

  • 会社名
  • 代表取締役
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 住所

また、悪質なケースだと架空の会社で存在していない場合や、全く関係のない会社を偽っている業者もあります。事前に連絡して確認しましょう。

高額な初期費用・違約金を請求してくる副業は怪しい!

高額な初期費用がかかる場合、副業を始めるのは控えましょう。

結果が保証されていないうえに、お金を支払った後に業者と連絡が取れなくなる可能性が高いからです。

また、契約を急かしてくる業者とも関わらない方が賢明です。

報酬の支払いを拒否したり、ツールやマニュアルの解約による違約金を請求してくるケースもあります。

高額な初期費用を支払っても、期待以上にお金を稼ぐことはできません

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だましてくる業者の特徴を把握して、被害にあわないように対策しましょう

だまし取られたお金を取り返すための3つの方法

副業詐欺を行う怪しい業者の見分け方について解説する見出しの画像

LINEの副業詐欺とは知らずに、ツールや情報商材を購入してしまった人もいるでしょう。支払い後に詐欺的行為と気づくことも多いです。

そこで、だまし取られたお金を取り返すための方法を3つ紹介するので、いざというときに備えておいてください。

方法1.クーリング・オフ

1つ目の方法は、クーリング・オフです。

クーリング・オフとは、一度契約の申し込みや契約を結んだ場合でも、一定の期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。

LINEで副業の勧誘から契約をするまでの過程によって、クーリング・オフの制度を利用できる可能性があります。副業の契約を交わした際は、できるだけ早く消費生活センターや司法書士法人などに相談することをおすすめします。

法律で定められた書面を受け取った日から数えて、8日もしくは、20日間以内であれば契約の効力を失くせます。

書類に不備があるなど条件によっては所定の期限が過ぎても、クーリング・オフができる可能性があるため自己判断のみで諦めず、一度相談してみると良いでしょう。

方法2.チャージバックを申請する

2つ目の方法は、チャージバックです。

チャージバックとは、クレジットカードの利用者が特定の取引に異議を申し立てることで、カード会社が取引金額を返金する仕組みのことです。

クレジットカード会社によってチャージバックが承認されると、お金が戻ってくるでしょう。ただし、クレジットカード会社によっては審査が厳しく、個人で対応するのは難しいケースが多いです。

そのため、返金を請求したいのであればカード会社への手続きを司法書士や弁護士に相談することをおすすめします。

方法3.消費生活センター・司法書士へ相談

3つ目の方法は、消費生活センターや司法書士・弁護士に相談することです。

消費生活センターでは、副業詐欺の過去の事例をもとにスタッフが最適なアドバイスをしてくれます。局番なしで188に電話をすると、地方自治体が設置している消費生活センターや消費生活相談窓口を案内してもらえます。

業者に返金を求める場合は、司法書士・弁護士に相談しましょう。

被害者が業者に返還請求をしてた際に交渉に応じてもらえなくても、司法書士・弁護士が交渉をすることでお金が返ってくる可能性があります。

一人で悩まずに誰かに相談するようにしましょう。

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いずれの方法が適切なのかも含めて、司法書士や弁護士へ相談してください

【事例】実際にあったLINEの副業詐欺を紹介

【事例】実際にあったLINEの副業詐欺について解説する見出しの画像

ある日、Aさんは、Instagramで見知らぬ女性からフォローされました。

女性の投稿を見てみると、煌びやかな写真とともに「バイナリーオプションで稼いでいます!」「詳しく知りたい人はDMしてね」と書かれていました。

興味をもったAさんは、女性にフォローを返しました。

すぐに女性からDMが届き、何度かDMのやり取りを続けた後にLINEへ誘導され、そのまま連絡を取っていたそうです。

LINEでは簡単な自己紹介されたのち、バイナリーオプションについての説明を受けました。

女性からは「私が使っているシステムを利用する場合、最初に5万円ほどの資金が必要」だと言われたそうです。

最終的にAさんは、繰り返される女性からの説得や勝率は85%」「ツールを使った方が圧倒的に勝率が高いという言葉を信じて購入を決めたそうです。

ツールを購入する際、Aさんは躊躇していましたが、上記のほかにも以下のような説得を受け、クレジットカードの一括決済で購入に至ったそうです。

「基本的にみんなは一番高いプランを契約している」

「1ヶ月でツール代金をまかなえる」

ツール購入後、女性から「自宅にUSBを送る」と言われたそうです。

事前に、ツールはダウンロードタイプだと聞いていたため、Aさんは不信感を抱きました。

その後も「詐欺にあったかもしれない」という疑念が膨らみ続け、当事務所にご相談されるに至りました。

結果として、クレジットカード決済した26万円のうち、20万円が現金で返金されました

7割を超える返金率を実現できたことも、Aさんの協力があってこそかもしれません。

相談の際、相手とのやり取りの履歴アカウント情報スクリーンショットで保存しておくと、返金される可能性が高まります。

LINEを使った副業詐欺にあってしまったら丹誠司法書士法人へ相談

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LINEを使った副業詐欺の概要について紹介しました。

悪徳業者はLINEを使った短時間かつ簡単な作業をするだけで、多額の金銭を稼げると勧誘します。

しかし、業者が勧める高額な情報商材を購入したりセミナーに参加したりしても、期待通りの結果にはなりません。それどころか、金銭を失ってしまうなどの損害を被るリスクがあります。

もしもLINEの副業詐欺にあってしまった場合は、丹誠司法書士法人へご相談ください。

クーリング・オフが認められる期限を過ぎていても、状況によっては支払ってしまったお金を取り戻せるかもしれません。

いつでも無料相談を行っているので、お気軽にお問い合わせください。